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第215回KOBE流行歌ライブ、Kenjro、れいか、朝花美穂が出演 [ライブ]

第215回KOBE流行歌ライブが2023年度10月19日、神戸市の新開地アートひろばで開かれた。Kenjro(テイチクエンタテインメント)れいか(日本クラウン)朝花美穂(徳間ジャパンコミュニケーションズ)の3人が出演した。作詞家のもず唱平も姿を見せ、自ら作詞した朝花の新曲「兄さ恋唄」を歌う彼女を客席から見守るように聴き入っていた。

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写真・第215回KOBE流行歌ライブの出演者たち


 この日のKOBE流行歌ライブのトップは朝花美穂。デビュー6年目で25歳。9月に発売したばかりの「兄さ恋唄」のほか、前作「しゃくなげ峠」都はるみをカバーした「大阪しぐれ」、さらには新曲のカップリング曲「花火草子」とボーナストラックに収録した「瞼の母」の5曲を歌った。

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写真・朝花美穂

 「兄さ恋唄」はデビュー5周年記念曲。前作「しゃくなげ峠」と同じ、もず唱平(作詞)宮下健治(作曲)伊戸のりお(編曲)が、前作の続編となる作品を書いた。もずが得意とする文芸作品で、若い2人の純愛物語。

 12月8日にはNiterra日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール(旧名古屋市民会館 中ホールで、「朝花美穂 歌芝居コンサート」も開くという。


 2人目はれいか(日本クラウン)。同ライブへの出演は10年ぶりといい、前回の出演は推薦曲コーナーで2曲程度の歌唱であった。今回は新曲「OSAKAレイニーブルース」カップリング曲「東京ボレロ」と前作のカップリング曲「紅い月のアモーレ」など7曲を歌った。

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写真・れいか

 会場にはたくさんの〈れいか応援団〉も詰めかけていたが、彼らを喜ばせたのは彼女の極め付けであるカバー曲「どうにもとまらない」(オリジナル・山本リンダ)。
 腰を振っての歌とダンスには大きな歓声と拍手が送られて、客席は大盛り上がりであった。


 トリのKenjroはデビュー14年になる。まずはデビュー曲で代表曲でもある「冬恋かなし」から歌い、新曲の「海鳥の宿」前作「口下手」などを聴かせた。
 彼は「口約束」で12年にテイチクへ移籍している。以来、毎年1枚のシングルを出し続けている。

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写真・Kenjro

 テイチク11枚目のシングルになるのが、23年9月に出した「海鳥の宿」。作詞が田久保真見、作曲は杉本眞人、編曲が南郷達也というヒットメーカーたちによる作品である。「カラオケで男性に歌ってもらえることが増えました」とKenjro。
 カップリング曲の「ほおずき」は田久保真見が詞を書き、Kenjroが作曲をしている。


 同流行歌ライブは来年20周年を迎える。主催者のひとりである岡本金丸さんはライブの冒頭で、「入場料はしばらくは値上げしません」と現行の3千円を維持していくことを明言した。また「皆さんの協力を頂きながら、(ライブは)いつまでも続けて行きたい。私は80歳まで頑張ります」と話した。

※写真・記事の無断使用はお断りします。







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