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渚月あかり、新曲「雪中花」 5年ぶりにリリース 空白の関西を強化 [インタビュー]

◆歌手の渚月あかり(ホリデージャパン)が2023年8月にリリースした5枚目のシングル「雪中花」(作詞・伊万里湾、作曲・泉盛望、編曲・藤井弘文)の好評を受けて、今まで手薄だった関西地区でのプロモーションを強化している。

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写真・テレビ収録で歌う渚月あかり


 「雪中花」はホリデージャパンから5年ぶりに出した新曲。寒さに耐えて花を咲かすのを待つ花のように、恋しい人を待ち続ける女性の心情を歌ったもの。

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 渚月あかりは新曲について「自然に歌える作品です。自分に合った楽曲にやっと出会えた気持ちです」と、過去の作品を上回る期待感を滲ませる。
 関東・東海地区の放送局が聴取者からのリクエスト・店頭での売れ行きなどを集計した歌謡曲ベスト10でも「発売から2ヶ月以上経過した今でも10位前後のランキングを維持しています」(渚月)というほど。

■12月、サンテレビ・プレミアム歌謡ショーに出演

 こうした状況を受けて、ほとんど〈空白地帯〉だった関西で、10月には東大阪市内のCDショップ、ミヤコ瓢箪山店で店頭キャンペーンを行ったなどファン作りを強めている。

 毎週土曜日午前7時からサンテレビ(神戸市)で放送中の演歌・歌謡曲番組「プレミアム歌謡ショー」には、12月30日放送の番組に出演するのも、関西でのファン作りの一環である。
 その収録が11月13日、大阪市内のホテルで行われて、「雪中花」を歌った。

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写真・「プレミアム歌謡ショー」の収録風景 中央が渚月、左は司会の瀬戸つよし

 さらにきょう、11月14日午後には大阪・岸和田市のCDショップ、ヤングレコード本店で店頭キャンペーンを行うことになっている。

■クビを覚悟したことも

 渚月あかりとしてのデビューは2012年。ホリデージャパンから出した「長良川かくれ藤」が最初のシングルであった。
 それ以前から歌手活動はしている。1993年には田中美妃の名前で、かつて読売ジャイアンツで最強の5番打者といわれた柳田真宏とデュエットした「どうかしてるわ」(博水社「ハイサワー」のCMソング)をポリドールレコードから出して3万枚を売っている。

 その後、フリーボードを経てホリデージャパンに移籍している。前作「済州島」(2018年)からは5年のプランクがある。この間、コロナ騒動もあったが、母親の介護も経験している。

 その母親も亡くなって寂しい想いをしていた彼女。一時は歌手も廃業することを考えていたが、新曲がそれを吹き飛ばしてくれたようである。

 今年4月にはレコード会社から呼び出されたという。「長くCDも出していないし、いよいよクビかと覚悟して顔を出すと、新曲の話を頂いたんです。しかも3曲入りでした」
 これで一気に気が晴れたという。

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写真・自分らしく生きて歌いたい

 「気持ちを持ち変えることにしました。今までは皆んなによく見られたいとか、大好きなオシャレをしたいとか、自分自身を着飾らせていたところがありました。これがストレスにもなっていたんでしょうか、ありのままの自分でいようと思うようになってからは、気が楽になりました」

 そんな吹っ切れた渚月が歌う「雪中花」だけに、より情感が聴く人に届いているのであろう。
 新曲が好評なのが、それを裏付けている。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[渚月あかり ホリデージャパン]
http://www.holiday-japan.co.jp/artist_na5_na.html








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