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第315回大阪発流行歌ライブ、ニック・ニューサはじめホリデー衆5人が熱唱 [ライブ]

◆ホリデージャパンの歌手5人が出演した第315回大阪発流行歌ライブが2024年2月21日、大阪・心斎橋のライブハウス BIG CATで開かれた。

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写真・勢ぞろいした出演者たち


 出演したのはニック・ニューサ(田中収)木下結子、キム・ランヒ、朱夏洋子、幸田和也の5人。
 ニック・ニューサは1981年のデビューシングルの「サチコ」がヒットし、この日はステージから客席へ降りてラウンドしながら歌唱した。
 元々ロック、ブルースといった洋楽系の音楽を得意としてきたグループでの活動を経てソロへ。

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写真・ニック ニューサ

 「大阪ボレロ」「生きる」から最新曲「そんなんじゃない」も歌い、ラストは客席の手拍子で「お祭りさわぎ」を歌って締めくくった。


 木下結子は今年がデビュー40年の節目。デビュー曲の「放されて」から「ノラ」といったヒット曲から、ふる里大阪へ戻って日本クラウンからの復帰曲となった「ウヰスキー」も歌った。
 人生はやり直しがきくーと歌う「ウヰスキー」は、この歌詞が多くの心を打ちロングヒットを続けている。

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写真・木下結子

 木下と言えば「ノラ」を連想させるほど評判の高い楽曲。カバーする歌手も18人と数多く、歌謡曲のスタンダードともなっている。
 「放されて」と共に大きな拍手が送られていた。


 キム・ランヒはデビュー32年。韓国でスカウトされたのがきっかけで日本デビューしている。7年前にその事務所社長が亡くなった事から、一時は歌手廃業も考えたこともあった。
 そんな彼女だが、人気曲の「大阪純情」「あんたの大阪」「ソ・ウ・ル」を歌うと観客も大喜び。

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写真・キム ランヒ

 新曲「望郷トラジ」はもず唱平の作詞で、「レコーディングでも涙が止まらなかった」(キム)というほど、文字通り望郷の想いをかき立てる。
 6月には恒例のチャリティーランチショーを大阪・道頓堀ホテルで開くという。


 朱夏洋子は「もう45年ほどヴギを歌って来ました」と、笠置シヅ子の「東京ブギ」「ラッパと娘」を歌ってオープニング。
 長くナイトクラブで歌ってきたキャリアを持つ彼女、そこで覚えた楽曲は4百曲にもなるという。「今も覚えたい歌は山ほどあります」と朱夏。

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写真・朱夏洋子

 最新曲は幸田和也と競作となった「えらいこっちゃで」。こちらはジャズアレンジで朱夏の良さをふんだんに出している。
 ラストはホリデー移籍第1作目となった。ロックビートな「アンタじれったい」を聴かせて、歌唱ジャンルの幅広さを見せた。


 幸田和也は大阪・羽曳野市出身で歌手デビューして16年になる。大阪から活動の拠点を東京へ移して、すでに10年になる。
 オープニングに「親父の漁場」(2012年)のカップリング曲「山かげろう」を歌って、ただいま〜と声をかけると客席からは「お帰り〜」の声も。

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写真・幸田和也

 4月17日には新曲「哀しみのシルエット」を発売する。「今までの作品と違って、大人の女性を歌った楽曲です」と幸田。
 ステージでは最新曲「えらいこっちゃ」と、ハンカチを振って歌うお馴染みの「恋おんな」も歌った。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[大阪発流行歌ライブ]
http://hayariutalive.com/index.html








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