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水田竜子(キングレコード) 好調「船折瀬戸」 渦巻く瀬戸を舞台にロングヒットねらう 日本作詩大賞新人賞最優秀作品 [インタビュー]

水田竜子2.jpg水田竜子が2017年1月1日に出した、愛媛県今治市の伯方(はかた)島と鵜(う)島の間、約300メートルの水道を舞台に歌った「船折(ふなおり)瀬戸」が好調である。発売直後のオリコン演歌チャートでは初登場から2週続けて1位にランキングされ、同30日付けでは4位といった具合で、多くの歌好きの人たちからも好評。彼女も「ロングヒットをねらいたい」と、来年のデビュー25周年に向けて意欲をみせる。










 「船折瀬戸」のロングヒットを予感させる人気の高まりに、水田竜子も「いろんな要因が重なったと思いますが、先ずは作品の良さがありますね。歌詞がシンプルで温かみがあり、ぐっと胸にしみてきます。何度歌っても飽きません」と、極めて高い評価をする。
 それもそのはず、これは第49回日本作詩大賞で、新人賞最優秀作品に選ばれている。作者の岸かいせいは地元愛媛県在住で、水田が歌うご当地ソングを、といった条件に沿って書かれて応募された。

 歌のサビである ♪ 行かさんよ 行かさんよ ~ は伊予弁で、歌の主人公の女性の気持ちを最も表しているところだという。水田が「一番気をつけて歌っている」のだとも。


水田竜子・船折瀬戸.jpg 船折瀬戸は、潮流が激しく、古くはここを行き来する船も真っ二つ折れたほど、海の難所として知られる場所。そんな激しい所が舞台だが、水田の歌はそれに反して滑らかに流れる。
 それを水田は「歌は3分間のドラマと言わけますが、それを聴く人を疲れさせずに満足してもらうことが大切です。そのためには、歌のテクニックや感情など、できるだけ色んなものを詰め込み過ぎて、力まないように歌っています」と、流れに揺れる船を操るように歌う。


 カップリング曲の「飛騨の恋唄」は同大賞の新人賞優秀作品である。同じ恋歌ながら、こちらは飛騨・高山祭りの情景に合わせて、作者の彩ちかこの女性らしい細やかな詞が綴られている。
 「レコーディングの際には『船折瀬戸』『飛騨の恋唄』のどちらが最優秀賞なのか決まってなく、初めてお会いした作者のお二人を前に、ワクワクしながら歌いました」

■新曲発売日は歴女らしく土方歳三の菩提寺で初詣

 新曲が発売されたのは元旦。CDショップには恒例の初荷となったが、当日は友人と新選組副長の土方歳三の菩提寺として知られる東京都日野市の高幡不動に初詣に出かけた。
 願い事はシークレットというが「健康に歌えるようにお願いしました」とだけは話してくれた。

 その3日後の1月4日は水田の誕生日。40歳になった。両親と一緒に熱海への1泊旅行を楽しんだ。新曲キャンペーンやテレビ出演など、正月早々から忙しくなるスケジュールに向けてパワーをチャージした。




[水田竜子 オフィシャルサイト]
http://www.mizuta-ryuko.net/
[水田竜子 キングレコード]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=10431





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