恵比須堂本店 3.11 チャリティーオークション＆ライブに塩乃華織、水木ケイ、カレンらが出演 売上金は被災地への義援金として寄付

◆ＣＤショップの恵比須堂本店（大阪市淀川区十三本町、角谷寛行社長）が、2012年３月11日、売上の１部を東日本大震災の被災地への義援金として寄付するチャリティーオークションとライブを開いた。



　午後３時から開かれたライブには奥村兄弟、吉田このみ、塩乃華織、カレン、水木ケイが出演した。
　メジャーデビュー曲「陽だまりの花」などを歌った塩乃華織（日本クラウン）は「笑顔を届けられるように歌っていきたいです」と話し、友だちが被災したという水木ケイ（よしもとアール・アンド・シー）は「震災後、食べ物と水がないと言っていた宮城県に住む友だちも、今は元気でアルバイトに復帰しています」と「お別れ出船」などを歌った。

　また親族も３月９日に高校を卒業したばかりのカレン（ビクターエンタテインメント）は「今月いっぱいは制服を着ます」と、着なれた制服姿で登場。被災した友だちの話を紹介して「純情花吹雪」などを披露した。

　昨年デビューしたばかりの吉田このみ（よしもとアール・アンド・シー）も「忘れずに思い続けることが大事」と、東北への思いを話した。

　店舗を臨時休業して行ったチャリティーオークションとライブには、出演歌手のファンのほか商店街を行き人たちも足を止めて、歌に聴き入っていた。
　ライブの前に開かれたオークションでは出演者のオリジナル商品にまじって、日本クラウンの瀬口侑希や川野夏美らもバッグや帯紐などを出品。中には１万5000円で落札されたＴシャツもあったほど。

　この日のチャリティーオークションの売り上げは全額、ＣＤの即売分は１部を被災地への義援金として寄付するという。



［恵比須堂］
http://www.ebisudo.net/index.shtml