三田りょう（テイチクエンタテインメント） デビュー25周年を記念して大阪でライブ開催

◆デビュー25周年を迎えている三田りょうが、2012年11月10日、大阪・京橋のライブハウス・ベロニカでライブを開いた。闘病のため歌手を一時休業していたが、2010（平成22）年４月に「心のみちづれ」で復帰。最新曲の「時よ･･･急がずに」は、復帰第２弾で、この日もデビュー曲の「新潟慕情」や日本有線大賞有線音楽賞受賞曲「哀愁フェリー」などとともに全２１曲を披露して、会場からは大きな拍手が送られていた。






　「大阪ラプソデイー」で始まったライブでは、復帰曲となった「心のみちづれ」のカップリング曲「旅愁酒」に進むと、感極まった三田の歌唱は途切れ途切れに。どこからとみなく会場では、ファンたちによる合唱が始まり、思わぬ大コーラスになる一幕も見られた。

　この日は新曲「時よ･･･急がずに」のカップリング曲「伊集の花咲く頃」をはじめ「心のみちづれ」「旅愁酒」を作詞した城岡れいも姿を見せ、三田を囲んで後援会のメンバーととともに「伊集の－」のコーラスも披露した。
　伊集とは春から梅雨時期にかけて咲く甘い香りを放つ沖縄の花。来年４月から６月にかけて、沖縄でコーラスイベントを開く計画があるという。、

　ここ数年間は東京と沖縄の往復を繰り返している三田。琉球放送ＲＢＣｉラジオでの番組「三田りょうのRUNRUNタイム」に出演するためだが、いつの間にか沖縄との縁も強くなり、ライブで着用したジャケットは牡丹の花や龍の紅型染をあしらっていた。



















　三田はキングレコードからテイチクへ移籍して12年目になる。６曲をメドレーで歌ったコーナーでは移籍第１弾の「哀愁フェリー」から「めぐり逢い」「佐渡航路」などをオリジナル曲を交えて披露した。


　彼が健康を回復して歌謡界に復帰して２年がたつが、それを機に病院でのサロンコンサートを開いている。それに併せて健康を願う人たちに向けて、ＣＤの即売コーナーでは「長寿の飴」も販売していたが、飛ぶような売れ行きだった。
　終盤には、この飴のテーマソングとしても使われているという「明日へ」に続いて、集まった人たちと一緒にコーラスして会場を盛り上げた「あざみの歌」、ラストソングでは「時よ･･･急がずに」を歌い、さらにアンコールに応えて復帰作でもある「旅愁酒」で幕を閉じた。

　三田は「25周年記念ライブとして東京、大阪、名児耶、長野で開いてきました。皆さんに感謝します」と話していた。


［三田りょう テイチクエンタテインメント］
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/mita/
［三田りょう 公式ファンクラブ］
http://www.mitaryo.com/

タグ：三田りょう 時よ･･･急がずに テイチクエンタテインメント