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岡ゆう子(キングレコード)  「あなたに雨やどり」 好スタート 2週連続オリコンチャート2位 やすらぎ演歌第2弾 [インタビュー]

岡ゆう子.jpg◆心が温かくなるという岡ゆう子が歌う<やすらぎ演歌>と呼ばれる演歌。昨年出した「よりそい傘」に続いて、今年7月にリリースした新曲「あなたに雨やどり」はその第2弾である。聴く人たちの心に温もりを届けている。それが歌いやすいメロディーと重なって、CDの売上を押し上げている。チャート誌オリコンのランキングでは初登場2位、引き続いて翌週も2位と好スタートを見せている。









 前作に引き続き作曲を担当した弦哲也は、岡に「35年間がんばって歌ってきたからこそ、人に安らぎを感じてもらえるように歌えるんだよ」と話している。
 岡もいう。
 「確かに新人の頃では歌えなかったでしょうね」

 今年5月には東京・新宿文化センターで「岡ゆう子35周年感謝の集い」を開いている。そこに集まったのは、それぞれに少なからずとも波乱の人生を送ってきただろうと思われる熟年層の人たちだった。
 「そうした人たちの顔を見ていると、感謝の気持ちでいっぱいになってきて、1人ひとりを愛おしく感じられるのです」


あなたに雨やどり.jpg 7月末に京都市内で行ったキャンペーンではこんなこともあった。
 会場にやって来た70歳代の男性が、岡に話しかけてきたのだ。
 「3年前に岡さんが出した『羽越本線』を聴きながら脳溢血のリハビリに励んで、ここまで回復しました」
それを聞いた岡は、今まで歌い続けてきて良かった、とかみしめた。

 「あなたに雨やどり」は、弦が岡に書いた2曲目の作品だ。
 弦が岡に「メロディーに流されて歌いすぎるな。語るように歌へ」と岡にアドバイスしている。
つい歌い上げたくなるのが歌手であろうが、岡は今作ではそれを抑える難しさがあったという。

 「色んな歌を歌ってきましたが、言葉(気持)を伝えて、メロディーにない部分を感じ取ってもらう大切さを、ここにきてようやく体得しました」

 「あなたに雨やどり」は思わず歌いたくなるメロディーが特徴だ。
 カラオケ愛好家からも「無理なく歌いやすい歌岡ゆ一言一言かみしめて歌うような楽曲だ」と聞こえてくる。
 聴かせどころは3行目以降だという。
歌い手の気持ちがぐっと盛り上がる部分である。その歌詞をメロディーがさらに高めてくれる。

 こうした歌唱を岡は「今までの岡ゆう子とは違う新たな引き出しを作ってもらったようです」とみる。



 演歌歌手岡ゆう子のもうひとつの顔が<歌う日本地図>である。全国の市町村から依頼されて吹き込んだ曲すは454曲にもなる。すでに全都道府県は制覇しているが、目指すは区切りのいい500曲だという。
「より身近に私を感じてもらえますね」と岡。

 前奏に民謡をだアレンジして盛り込んだという新曲のカップリング曲「八尾坂道 風の盆」もその1曲だという。


[岡ゆう子 オフィシャルサイト]
http://www.pinemusic.co.jp/
[岡ゆう子 キングレコード]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=18564



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