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西田あい(日本クラウン) デビュー7年・7枚目シングルの「最後の頁」 10月19日発売 70年代が蘇る歌謡曲 [インタビュー]

西田あい3.jpg◆もしかしたら誰にでもこんな体験はあるのかもしれない。学生街の喫茶店で夢を語った日々。ほろ苦い思い出に想いを巡らすと、背を向けて立ち去ってしまった愛しい人が蘇ってくる。デビュー7年目の西田あいが2016年10月19日に出す7枚目のシングル「最後の頁」である。70年代のフォークソングのような歌詞とメロディーに、大阪での予約キャンペーンでも長い列が出来ていた。




西田あい・最後の頁.jpg









 28歳の西田あいにとって喫茶店と言えばセルフタイプのカフェのイメージが強いが、「最後の頁」に登場するのは、70年代の学生街にあった、もう死語になってしまった純喫茶である。
 歌のイメージを膨らませるために西田は、東京・神保町あたりを取材している。メイン通りから少し入ったところで見つけた1軒の喫茶店に入った。決して広くない店内の一角に座った西田は「こんな所でデートをして、ふたりの時間を楽しんだのだろうなぁ」と、知らない時代の景色を頭に描いていた。

西田あい.jpg

 西田は誰でもがこの歌の中に入り込みやすいようにと、「自分自身を重ねることなく、第三者の目で主人公を淡々と表現する」のに留めている。

 CDの発売前に発表されているプロモーションビデオは、70年代の面影を残す東京・押上の喫茶店で撮影したという。ドラマ仕立てになったそれは、店のマスターも登場して歌の雰囲気を盛り上げている。


西田あい2.jpg 「最後の頁」は2015年7月から、ライブなどで生演奏をバックに歌い始めた。デビュー5周年を記念してリリースされた西田あい初のアルバム「あいの唄 ~Love Songs~ 」(2015年12月)にボーナストラックとして収録されたが、ライブにやってくるファンからは「これこそ心に響く歌」と大きな反響を呼び、シングルカットを希望する声も高まっていた。
 「昔を懐かしんで聴いてくれる人たちや、自分の世界に置き換えて聴いている若い人など、幅広い人たちから評判が高まっているようです」と西田。

 休みの日にはひとりで映画を見たり、フラッと旅に出かけたりするのが好きな西田だが、喫茶店では好きな本を読んだり、手紙を書いたりするのに利用する。時には2軒、3軒とはしごすることもある。

 「最後の頁」は主人公が男性であるが、その相手の女性からその心の内を歌ったのがカップリングの「ショーウインドーの雨」である。捨てた過去への想いが描かれており、ふたつの楽曲でひとつのドラマを構成している。

■来年にはビッグイベントも

 西田は、BS日テレで10月8日から始まったされている「歌え!昭和のベストテン」(毎週土曜日午後9時から放送)で、太川陽介とともに司会を務めている。
 「昭和最後の1988(昭和63)年生まれですから」と話す西田とコンビを組む太川は、NHKの「レッツゴーヤング」以来30年ぶりという。テレビ東京系で放送されている旅番組「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」での人気を背景に、再び歌謡界に復帰である。



 2017年7月1日には東京・有楽町の読売会館(収容人員=約1000人)で7周年記念コンサート「西田あい 新たな誓い ~かけがえのない日々にありがとう~ 」を予定している。彼女の誕生日は7月7日。それにちなんでの7周年イベントである。もつろんデビューしてから一番大きな催しでもある。
 西田は「ここにきてようやく自分が何をすべきかが見えてきました。7周年を機に前向きにチャレンジをして行きたいです。コンサートには全国からたくさんの人たちに来て下さい」と、次の節目である10周年に向けて意欲をみせる。


[西田あい オフィシャルサイト]
http://www.ai-official.jp/
[西田あい 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/nishida/whats.html








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