演歌ジャックス、山本あき、五条哲也をゲストに8月放送分を収録 [テレビ]
◆奈良放送テレビ、J:COM関西などで2017年8月に放送される演歌番組「演歌ジャックス」の収録が同年7月12日、大阪市内で行われた。ゲストに山本あき(キングレコード)五条哲也(日本クラウン)を迎え、山本は6月21日に出した「桜の小径」を、五条は8月23日にリリースする「桜並木の向こうに」を、それぞれ歌った。
「演歌ジャックス」出演者全員で童謡を歌う
■懐かしさあふれる「桜の小径」
デビュー12年目の山本あきが歌う「桜の小径」は、自らの高校時代をも想い出させるような、懐かしさあふれる楽曲。山本は「同窓会向きの歌で、胸がキュンとしますよね。全国の皆さんと大合唱してみたいです」と、夢を膨らませる。
山本あき(左)と山本の大ファンという出演者の1人のファンキー・コバ(写真右の左)
カラオケ初心者でも歌いたくなるような、イントロからテンションが高まる歌が、この「桜の小径」。
山本は高校時代には、勉強そっちのけでバンド活動にハマっていた。ドラムスから始めたが、その後にボーカルも担当した。
父がマジシャン、母は地元の演歌歌手、弟もシンガーソングライターといった具合に芸能一家だけに、彼女が音楽の道を進むのも十分にうなづける。
■デビュー10周年記念曲「桜並木の向こうに」
ザ・ビートルズ来日50周年を記念したかのように、マッシュルームヘアで現れたのが五条哲也。ビートルズ調のロックに転向したのかと思いきや、8月に出すのは杉本眞人作曲の「桜並木の向こうに」といったバラード。杉本作品は初めて。悲しみを抱えながら前を向いて生きる姿を歌う。デビュー10周年記念曲である。
五条哲也
2007年のデビュー曲「さすらい おはら節」は男っぽい歌だった。前々作、前作と女性の切ない気持ちを歌うまでに変化。今作のように「人生を歌うのは初めて」(五条)だという。
マッシュルームヘアをアピールする五条哲也
上京して本名の加藤哲也でバンド活動を始めたのが芸能界でのスタート。歌手の付き人などを経て、五条哲也として歌手デビューするまでには芸名を3回も変えた。
ビートルズ来日50周年の今年、五条はデビュー10周年を迎えた。マッシュルームヘアにヒットの願をかける。
■ラーメンに生たまご5個の名代ゆう
林よしこ(ビクターエンタテインメント)は、最新曲「淀川みれん」のカップリング曲の「ときめいて」を歌った。8月5日には第29回なにわ淀川花火大会の直前イベントとして開かれるスペシャルライブにも出演する。
林よしこ
「演歌ジャックス」では毎回、縁起のいいハリセンを振り回して「浪花の一番星」を歌うハリセン演歌歌手の小川リエ(夢レコード)。この日もハリセンでポンポンと出演者の肩をたたいていた。
ハリセンでたたかれると願いが叶うという。知り合いの俳優をポンポンとたたくと、するとその俳優はパチンコで勝ち続けているとか。
小川リエ
「情ッ張り太鼓」を歌った名代ゆうは、トークコーナーで自らの夏バテ防止の食を披露した。彼女の出身は徳島県。名物にもなった徳島ラーメンで知られる。暑い夏を乗り切るために、彼女が好んで食べているのが生卵入り豚骨ラーメン。
名代ゆう
「生卵5個をほり込んで、かき混ぜて食べています。お味? たまご味そのものです」
これを聞いた司会の小池史子も、顔をしかめるほどだが、大の卵好きなのは、ゆで卵10個はペロリと食べていた父親譲りだとか。名代以上の卵好きだったようである。
このほかの出演者は次の通り。
山田壽一(左)とMARI
TAIKI(左)と花咲里佳
大川かずのり(左)と栗本健司
「演歌ジャックス」出演者全員で童謡を歌う
■懐かしさあふれる「桜の小径」
デビュー12年目の山本あきが歌う「桜の小径」は、自らの高校時代をも想い出させるような、懐かしさあふれる楽曲。山本は「同窓会向きの歌で、胸がキュンとしますよね。全国の皆さんと大合唱してみたいです」と、夢を膨らませる。
山本あき(左)と山本の大ファンという出演者の1人のファンキー・コバ(写真右の左)
カラオケ初心者でも歌いたくなるような、イントロからテンションが高まる歌が、この「桜の小径」。
山本は高校時代には、勉強そっちのけでバンド活動にハマっていた。ドラムスから始めたが、その後にボーカルも担当した。
父がマジシャン、母は地元の演歌歌手、弟もシンガーソングライターといった具合に芸能一家だけに、彼女が音楽の道を進むのも十分にうなづける。
■デビュー10周年記念曲「桜並木の向こうに」
ザ・ビートルズ来日50周年を記念したかのように、マッシュルームヘアで現れたのが五条哲也。ビートルズ調のロックに転向したのかと思いきや、8月に出すのは杉本眞人作曲の「桜並木の向こうに」といったバラード。杉本作品は初めて。悲しみを抱えながら前を向いて生きる姿を歌う。デビュー10周年記念曲である。
五条哲也
2007年のデビュー曲「さすらい おはら節」は男っぽい歌だった。前々作、前作と女性の切ない気持ちを歌うまでに変化。今作のように「人生を歌うのは初めて」(五条)だという。
マッシュルームヘアをアピールする五条哲也
上京して本名の加藤哲也でバンド活動を始めたのが芸能界でのスタート。歌手の付き人などを経て、五条哲也として歌手デビューするまでには芸名を3回も変えた。
ビートルズ来日50周年の今年、五条はデビュー10周年を迎えた。マッシュルームヘアにヒットの願をかける。
■ラーメンに生たまご5個の名代ゆう
林よしこ(ビクターエンタテインメント)は、最新曲「淀川みれん」のカップリング曲の「ときめいて」を歌った。8月5日には第29回なにわ淀川花火大会の直前イベントとして開かれるスペシャルライブにも出演する。
林よしこ
「演歌ジャックス」では毎回、縁起のいいハリセンを振り回して「浪花の一番星」を歌うハリセン演歌歌手の小川リエ(夢レコード)。この日もハリセンでポンポンと出演者の肩をたたいていた。
ハリセンでたたかれると願いが叶うという。知り合いの俳優をポンポンとたたくと、するとその俳優はパチンコで勝ち続けているとか。
小川リエ
「情ッ張り太鼓」を歌った名代ゆうは、トークコーナーで自らの夏バテ防止の食を披露した。彼女の出身は徳島県。名物にもなった徳島ラーメンで知られる。暑い夏を乗り切るために、彼女が好んで食べているのが生卵入り豚骨ラーメン。
名代ゆう
「生卵5個をほり込んで、かき混ぜて食べています。お味? たまご味そのものです」
これを聞いた司会の小池史子も、顔をしかめるほどだが、大の卵好きなのは、ゆで卵10個はペロリと食べていた父親譲りだとか。名代以上の卵好きだったようである。
このほかの出演者は次の通り。
山田壽一(左)とMARI
TAIKI(左)と花咲里佳
大川かずのり(左)と栗本健司
岩出和也(キングレコード) 「東京陽炎」 初の杉本眞人作品 代表曲へと意気込みを見せる [インタビュー]
◆キングレコードの歌手、岩出和也が2017年4月に出した「東京陽炎」で初めて、作曲家でシンガーソングライターの杉本眞人の作品に挑戦している。もともと歌謡曲っぽい楽曲を歌うことが多かった彼だか、今作ではよりポップス寄りの歌となっている。その岩出は「自分の中では、杉本先生の歌をうたうことがマイブームになっていたが、これを歌うに際して久しぶりに厳しいレッスンを受けた」と話す。発売後5週連続でオリコン20位以内をキープするなど、ただのマイブームではなく、意外とピシャリとハマっていたようである。
今までは声を引いて歌う歌唱法が多かった岩出だったが、「東京陽炎」では杉本からは「とくに ♪ 東京 ~ 陽炎 ~ とサビの部分では声を抜いて歌い上げるように。どうしてそこで引くのか。抜け!」と、その感覚をつかむまでは何度も指摘されている。
レコーレディング前にキーを合わせる程度だったが、今回は2週間ほどかけて念入りに厳しいレッスンを繰り返している。そんなことの成果なのか「演歌の声と比べると、すっきりと聴こえると思います」と、自らの変化を認めている。
「先生の指摘通りに歌えていなかったら、この楽曲はお蔵入りしていたかもしれません」と岩出。
彼の歌はどちらかというと、歌謡曲っぽい楽曲だ、と多くが感じている。ところが岩出自身は「演歌」と位置付ける。それだけに彼にとっては、声を抜く歌唱法と相まって「東京陽炎」は、歌謡曲を通り越してポップスへと進化したと映るのである。
それがファンの心を惹きつけたのだろうか。歌詞とメロディーのマッチングの良さもあるが、とにかく「東京陽炎」のチャートランキングは上位を確保しているなど「新たな岩出ファンが応援してくれています。悪くない反応です。これからもこの路線を歌って行けたらと思っています」と、気を良くしている。
■岩出の声を生かすために
杉本眞人作品を歌うことがマイブーム-と言うように、岩出は今までから「惚れた女が死んだ夜は」(小林旭)「冬隣」(ちあきなおみ)「男宿」(鳥羽一郎)など、杉本が書いた楽曲の多くをカバーしてきた。いずれも杉本節と言っていい、彼独特のクセのあるメロディーが岩出の心を捉えてきた。
「東京陽炎」は、念願が叶ってのオリジナル曲。
斬新なジャンルの楽曲という岩出だが、岩出の声を生かした杉本節であり、ステージではスタンドマイクで格好良く歌うのも、ファンを満足させている。
「今はデビュー以来の大きな変わり目に来ていると思います。ぜひこの楽曲を代表曲にする意気込みで、長く歌っていきたい」
岩出は今までにない充実感を味わっているようである。
8月28日に藤原浩とジョイントコンサーを東京・渋谷のライブハウス、マウントレーニア渋谷で開く。去年秋に初めて行ったところ、評判が良かったことから再演となった。
[岩出和也 オフィシャルサイト]
http://www.sunnysb.jp/iwade/
[岩出和也 キングレコード]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=20199
今までは声を引いて歌う歌唱法が多かった岩出だったが、「東京陽炎」では杉本からは「とくに ♪ 東京 ~ 陽炎 ~ とサビの部分では声を抜いて歌い上げるように。どうしてそこで引くのか。抜け!」と、その感覚をつかむまでは何度も指摘されている。
レコーレディング前にキーを合わせる程度だったが、今回は2週間ほどかけて念入りに厳しいレッスンを繰り返している。そんなことの成果なのか「演歌の声と比べると、すっきりと聴こえると思います」と、自らの変化を認めている。
「先生の指摘通りに歌えていなかったら、この楽曲はお蔵入りしていたかもしれません」と岩出。
彼の歌はどちらかというと、歌謡曲っぽい楽曲だ、と多くが感じている。ところが岩出自身は「演歌」と位置付ける。それだけに彼にとっては、声を抜く歌唱法と相まって「東京陽炎」は、歌謡曲を通り越してポップスへと進化したと映るのである。
それがファンの心を惹きつけたのだろうか。歌詞とメロディーのマッチングの良さもあるが、とにかく「東京陽炎」のチャートランキングは上位を確保しているなど「新たな岩出ファンが応援してくれています。悪くない反応です。これからもこの路線を歌って行けたらと思っています」と、気を良くしている。
■岩出の声を生かすために
杉本眞人作品を歌うことがマイブーム-と言うように、岩出は今までから「惚れた女が死んだ夜は」(小林旭)「冬隣」(ちあきなおみ)「男宿」(鳥羽一郎)など、杉本が書いた楽曲の多くをカバーしてきた。いずれも杉本節と言っていい、彼独特のクセのあるメロディーが岩出の心を捉えてきた。
「東京陽炎」は、念願が叶ってのオリジナル曲。
斬新なジャンルの楽曲という岩出だが、岩出の声を生かした杉本節であり、ステージではスタンドマイクで格好良く歌うのも、ファンを満足させている。
「今はデビュー以来の大きな変わり目に来ていると思います。ぜひこの楽曲を代表曲にする意気込みで、長く歌っていきたい」
岩出は今までにない充実感を味わっているようである。
8月28日に藤原浩とジョイントコンサーを東京・渋谷のライブハウス、マウントレーニア渋谷で開く。去年秋に初めて行ったところ、評判が良かったことから再演となった。
[岩出和也 オフィシャルサイト]
http://www.sunnysb.jp/iwade/
[岩出和也 キングレコード]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=20199