入山アキ子、大阪で4回目のオトコウタライブ 幸せに歌わせてもらいました
◆男歌のカバー曲を歌うライブを全国で展開している歌手の入山アキ子(テイチクエンタテインメント)が2023年7月2日、大阪では4回目になる「昭和歌謡オトコウタライブ」を大阪・心斎橋のニューオーサカホテル心斎橋で1部と2部に分けて開き、入山の新たな魅力を存分に見せた。
写真・大阪で4回目のオトコウタライブを開いた入山アキ子
年間50回の開催を目指している昭和歌謡オトコウタライブは、元アミューズ社長で音楽プロデューサーの松﨑澄夫さんがプラデュースして、入山の声質に合った楽曲を選んで構成している。
大阪では去年、初めて開催した。新たなファン作りのきっかけになれば、とピアノ演奏で歌うアコースティックな演出も盛り込む。
写真・入山がピアノを弾くシーンもふった
オトコウタライブで初めて司会者(牛尾先生)を起用した
4回目の今回はピアニストの演奏による生ピアノはなく、事前に録音したピアノ演奏で、「北の旅人」「嫁に来ないか」「釜山港へ帰れ」「無法松の一生 度胸千両入り」の昭和歌謡4曲を1部で聴かせた。
■今秋にはオトコウタのカバーアルバムも
この日のライブでも歌った沢田研二の「時の過ぎゆくままに」も、入山の声質に良くマッチしていた。
そんなライブで歌ってきた馴染みの楽曲に、今までに歌ったことのない作品も7曲を加えるなど、9月20日にはオトコウタのカバーアルバムの発売も予定していることも報告した。
写真・笑顔いっぱいのライブ
1部のオープニングは入山の作品で唯一の関西のご当地ソング「紀淡海峡」。この歌で地元との馴染みが強まった、というメモリアルな楽曲で、事実、関西のファン作りに貢献した作品であった。
もちろん新曲の「一泊二日」(2022年10月発売)。そして08年にテイチクからメジャーデビューした際の「ザンザ岬」も歌った。
♬ あくびが出るほど 嫌った人を 死にたくなるほど 好きになる 〜 と複雑な女心を情熱的に歌った「ザンザ岬」は、入山にとって忘れられない作品であった。
この年の10月22日に発売して「絶対に売れると思って4年間歌い続けました」と、思い出深い作品である。この強い信念が今の入山アキ子を形作っていることは疑いのないところである。
「絶対に『一泊二日』をビッグヒットにしたい」
そう言って、そろそろ次の曲をというメーカーからの勧めを断って、まだしばらくは「一泊二日」を歌い続けるというのも、かつて「ザンザ岬」を売った自信力になっているし、すでに多くの人に親しまれて感触の良い「一泊二日」への思い入れの強さも感じさせた。
写真・歌は健康の素・・・健康体操も盛り込む
ライブでは健康講座も盛り込んだ。「まずは声を出しみませんか。それが健康にいいことです」と、坂本九の「見上げてごらん夜の星を」を参加者と歌う一幕も。
看護師出身の彼女は「歌う看護師」として、歌も看護も心からをモットーに歌い続ける。
そうした優しさと思い込んだら一途な気持ちに惚れ込んだのが、21年3月に84歳で亡くなった和久井保ワクイ音楽事務所の前社長であった。
「もし良かったら自分が何かの役に立てるかもしれない。私の事務所に入らないか」と声をかけられたのが、和久井との最初の出会いであった。
それ以前に和久井はいつもチケットを買って会場の後ろで、入山の歌を聴いていたそうである。
写真・まだまだ「一泊二日」を歌い続けます
とにかく一生懸命に歌い続けている入山に手を差し伸べた和久井は、マネージャーとして内山田洋とクール・ファイブや小柳ルミ子などの育ての親として知られる。
この日の2部では「人生七曲り」(21年9月)を歌い、「暗闇から私を拾い上げてくれた楽曲でした」と、和久井との出会いをに思いを馳せるかのように「最期まで幸せに歌わせてもらいました」と話していた。
※写真・記事の無断使用はお断りします。
[入山アキ子 オフィシャルサイト]
https://xn--cckwa042wikihmb.jp/
[入山アキ子 テイチクエンタテインメント]
https://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/iriyama/
写真・大阪で4回目のオトコウタライブを開いた入山アキ子
年間50回の開催を目指している昭和歌謡オトコウタライブは、元アミューズ社長で音楽プロデューサーの松﨑澄夫さんがプラデュースして、入山の声質に合った楽曲を選んで構成している。
大阪では去年、初めて開催した。新たなファン作りのきっかけになれば、とピアノ演奏で歌うアコースティックな演出も盛り込む。
写真・入山がピアノを弾くシーンもふった
オトコウタライブで初めて司会者(牛尾先生)を起用した
4回目の今回はピアニストの演奏による生ピアノはなく、事前に録音したピアノ演奏で、「北の旅人」「嫁に来ないか」「釜山港へ帰れ」「無法松の一生 度胸千両入り」の昭和歌謡4曲を1部で聴かせた。
■今秋にはオトコウタのカバーアルバムも
この日のライブでも歌った沢田研二の「時の過ぎゆくままに」も、入山の声質に良くマッチしていた。
そんなライブで歌ってきた馴染みの楽曲に、今までに歌ったことのない作品も7曲を加えるなど、9月20日にはオトコウタのカバーアルバムの発売も予定していることも報告した。
写真・笑顔いっぱいのライブ
1部のオープニングは入山の作品で唯一の関西のご当地ソング「紀淡海峡」。この歌で地元との馴染みが強まった、というメモリアルな楽曲で、事実、関西のファン作りに貢献した作品であった。
もちろん新曲の「一泊二日」(2022年10月発売)。そして08年にテイチクからメジャーデビューした際の「ザンザ岬」も歌った。
♬ あくびが出るほど 嫌った人を 死にたくなるほど 好きになる 〜 と複雑な女心を情熱的に歌った「ザンザ岬」は、入山にとって忘れられない作品であった。
この年の10月22日に発売して「絶対に売れると思って4年間歌い続けました」と、思い出深い作品である。この強い信念が今の入山アキ子を形作っていることは疑いのないところである。
「絶対に『一泊二日』をビッグヒットにしたい」
そう言って、そろそろ次の曲をというメーカーからの勧めを断って、まだしばらくは「一泊二日」を歌い続けるというのも、かつて「ザンザ岬」を売った自信力になっているし、すでに多くの人に親しまれて感触の良い「一泊二日」への思い入れの強さも感じさせた。
写真・歌は健康の素・・・健康体操も盛り込む
ライブでは健康講座も盛り込んだ。「まずは声を出しみませんか。それが健康にいいことです」と、坂本九の「見上げてごらん夜の星を」を参加者と歌う一幕も。
看護師出身の彼女は「歌う看護師」として、歌も看護も心からをモットーに歌い続ける。
そうした優しさと思い込んだら一途な気持ちに惚れ込んだのが、21年3月に84歳で亡くなった和久井保ワクイ音楽事務所の前社長であった。
「もし良かったら自分が何かの役に立てるかもしれない。私の事務所に入らないか」と声をかけられたのが、和久井との最初の出会いであった。
それ以前に和久井はいつもチケットを買って会場の後ろで、入山の歌を聴いていたそうである。
写真・まだまだ「一泊二日」を歌い続けます
とにかく一生懸命に歌い続けている入山に手を差し伸べた和久井は、マネージャーとして内山田洋とクール・ファイブや小柳ルミ子などの育ての親として知られる。
この日の2部では「人生七曲り」(21年9月)を歌い、「暗闇から私を拾い上げてくれた楽曲でした」と、和久井との出会いをに思いを馳せるかのように「最期まで幸せに歌わせてもらいました」と話していた。
※写真・記事の無断使用はお断りします。
[入山アキ子 オフィシャルサイト]
https://xn--cckwa042wikihmb.jp/
[入山アキ子 テイチクエンタテインメント]
https://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/iriyama/