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第213回KOBE流行歌ライブ、浅田あつこ・こおり健太・高橋樺子・ユリアで徳間スペシャルライブ [ライブ]

第213回KOBE流行歌ライブが2023年8月31日、神戸市兵庫区の新開地アートひろば2階ホールで開かれた。今回は〈徳間スペシャル〉として浅田あつこ(徳間ジャパンコミュニケーションズ)こおり健太(同)高橋樺子(同)ユリア(同)の同じレコード会社で、全員が1月生まれという歌手5人が出演した。

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写真・第213回KOBE流行歌ライブ出演者たち


■浅田あつこは今年、デビュー30周年を迎えている。その最新曲「海峡雪しぐれ」を、「一緒に歌って下さい」と観客に呼びかけて、別れた人への切ない恋心を歌い上げた。
 そのカップリング曲で大阪の下町、西成を舞台に明日への希望を感じさせる「西成の櫻(はな)」も歌った。

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写真・浅田あつこ

 またデビュー10周年記念曲で、今でも新鮮に感じるという「紅い川」同30周年記念曲の「河内おんなのバラッド」なども歌った。


■こおり健太は7年ぶりのKOBE流行歌ライブへの出演。前々作の「乗換駅」から歌い、前作「忘れ針」へと続けた。デビュー15年で、1作ごとに歌の巧さを感じさせてくれている。
 このところ昭和歌謡のカバー曲をメドレーでしばしば聴かせてくれているが、この日はライブでは大月みやこの「乱れ花」など3曲を歌った。

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写真・こおり健太

 新曲の「しろつめ草」は23年5月に発売したデビュー15周年記念曲で、自身40歳のメモリアルシングルでもある。
 11月には大阪市内で記念ライブも開くという。


デビュー12年という高橋樺子はレーベルを、作詞家もず唱平が立ち上げたUTADMAミュージック(沖縄県)に移籍。徳間ジャパンが販売・宣伝などの面で協力している。
 この日はまず、デビュー曲「がんばれ援歌」から歌唱。客席からは早速、カバちゃ〜んと愛称コールも。

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写真・高橋樺子

 1月に「さっちゃんの聴診器」4月に「ウートートゥ」そして7月には最新曲「うりずんの二人」を発売。いずれも沖縄らから発信する「沖縄とヤマトのハイブリッド音楽」(高橋)として披露する。
 うりずんはさわやかな初夏の季節を表す沖縄の言葉。沖縄に嫁いできたヤマトの女性の心情を歌った。


■ユリアは22年10月にデビューした歌謡ポップスシンガー。デビューアルバムの表題曲「宝物」同収録曲「大阪ノスタルジー」「どこか遠くへ」の3曲を歌った。

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写真・ユリア


 KOBE流行歌ライブ名物の懐かしの歌謡曲コーナーでは、ユリアが「ふるさとはどこですか」(テレサ・テン)高橋樺子は「チャコの海岸物語(サザンオールスターズ)こおり健太は「女の意地」(西田佐知子)浅田あつこが「たそがれの御堂筋」(坂本スミ子)を聴かせた。

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