SSブログ

キム・ランヒ(ホリデージャパン)  大震災を忘れないでと第5回チャリティーライブ  読売新聞を通じて東北の被災地へ寄付 大阪 [イベント]

◆デビュー25年の歌手、キム・ランヒが2017年6月18日、大阪・東心斎橋の中華レストラン大成閣にファン250人を集めて「キム・ランヒの東日本大震災復興支援 風化させない愛の輪」を開いた。チャリティーオークションや寄付金など売上の1部を読売新聞・光と愛の事業団を通じて、東北の被災地復興に役立ててもらう。歌謡ショーでは彼女の代表曲や最新曲「あんた好きやねん」とそのカップリング「恋する美魔女たち」などを歌った。

キム・ランヒ ライブ5.jpgキム・ランヒ ライブ012.jpg
5回目のチャリティーイベントを開いたキム・ランヒ

 今年で5回目のチャリティーイベント。大震災への関心を風化させないために、と毎回、歌とチャリティーオークションなどで支援の輪を広げている。今回は今までイベントの企画から運営までを行っていたマネージャーで事務所社長の谷田幸次氏が、今年1月に亡くなったため、初めてキムが単独で準備を進めてきた。

キム・ランヒ ライブ2.jpg
キム・ランヒ ライブ3.jpg
チャリティーカラオケを楽しむ参加者。写真下はキムの実兄

 1部のチャリティーカラオケではキム・ランヒの実兄で香港在住のジョニー・キム氏が「吾亦紅」を歌ったなど9人が、義援金を募金箱に入れて自慢の歌を披露した。「兄は、私が歌手として来日する以前に、オファーを受けていた」(キム)とエピソードも披露。
 続いてのチャリティーオークションでは、バッグやキムの衣装を手がけるデザイナーから提供された洋服が格安で販売されていた。

キム・ランヒ ライブ4.jpg
チャリティーオークションのもよう

■オリジナルヒット曲のオンパレード

 参加者が待ちかねた歌謡ショーは、ホリデージャパン移籍第1弾の「銀座のタンポポ」で幕開け。代表曲でもある「大阪純情」「あんたの大阪」などオリジナル曲を次々と歌っていった。
 キムは亡くなった谷田氏のことが想い浮かぶのか、時折、涙を見せながらも「(別れの悲しみから)笑顔を取り戻せてうれしいです。1曲でも多く歌います」と、元気と明るさを振りまいていた。

 たくさんの声援を応えるかのように、客席を回って1人ひとりと握手を交わし「運命の愛」(2009年)「別れちゃったの」(2014年)などを歌った。リクエストがあった「ソ・ウ・ル」(2002年)なども聴かせた。

キム・ランヒ ライブ8.jpg
客席を回ってツーショットのリクエストに応えるキム
キム・ランヒ ライブ019.jpg

 ラストは新曲「あんた好きやねん」。谷田氏がプロデュースした最後の楽曲で、キムにとっては3作目の<大阪もの>。韓国出身ながらも、大阪には25年も住み続けているため、大阪弁の歌詞もすっかり板に付いている。「皆さん、覚えて歌って下さい」とキム。

 惜しみないアンコールも飛び出して、キムはレコーディング以来という「恋する美魔女たち」と、谷田氏が作詞し、キムが作曲した想い出深い1曲「愛の言葉」(2007年、『ツイスト天国』のカップリング曲)を歌って応えた。

キム・ランヒ ライブ014.jpg

 終始、ハンディー扇風機を手に持って、こぼれる涙と吹き出る汗を抑えながらステージに立っていたキムは、チャリティーイベントへの協力に感謝するとともに「毎年、年末に難波のホテルで開いているディナーショーは、今年は中止にします。その代りに小規模なイベントをといった案も出ているので、これから検討していきます」と話していた。

キム・ランヒ ライブ017.jpgキム・ランヒ ライブ018.jpg



[キム・ランヒ オフィシャルサイト]
http://www.sennen.co.jp/kimranhi01.htm
[キム・ランヒ ホリデージャパン]
http://www.holiday-japan.co.jp/menu/artist_ka5_kim.html






nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽