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田川寿美(日本コロムビア)  「心化粧」 6月28日にリリース 京都・化粧神社でヒット祈願 [イベント]

◆デビュー26年目を迎えている日本コロムビアの歌手、田川寿美が2017年6月20日、京都市左京区の化粧神社(河合神社)で、同28日に出す32枚目のシングル「心化粧」のヒット祈願を行った。前日に大阪・新歌舞伎座での梅沢冨美男との特別公演を終えたばかり。舞台でも連日、歌を披露して好評を博していただけに、年末の大舞台への復帰へ強い意欲を見せていた。

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化粧神社でヒット祈願をする田川寿美

 30℃を超す暑さの中、涼やかな水色の着物姿で化粧神社にの本殿前に立った田川寿美は、神妙な面持ちで新曲「心化粧」のヒットを祈って手を合わせるとともに、「年末には紅白にも復帰できますように」と願っていた。
 新曲のタイトルに合わせて、緑の木立に包まれた同神社でのヒット祈願となった。
 それより前、田川は手鏡の形をした絵馬に、自分の化粧品で紅などをさして、裏面には自分の名前を書いて奉納した。

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絵馬に化粧をする田川寿美

 「すでに有線放送ではたくさんのリクエストをもらっています。久しぶりに手拍子で歌える楽曲です。新歌舞伎座でのお客さんからの拍手は、今までとは違いが感じられました。前向きな歌で、発売が楽しみです。まずは地元関西から売上を伸ばしたいです」

 化粧神社は下鴨神社の摂社である河合神社の別名で、女性の注目度が高い京都のパワースポットのひとつ。そこで力をもらった田川は、そのように話して、ヒットへの確信をつかんだようだ。

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 夜には大阪・梅田に場所を移してCDショップをはじめ業界関係者約70人を招いて、懇親会を開いた。その席で田川は「地元の業界の人たちに囲まれてホッとした時間でした。おおきに。今はCDが売れない時代でもありますが、希望が持てる新たな活動にチャレンジしていきたい」と話し、出席者1人ひとりと言葉を交わしていた。


[田川寿美 オフィシャルサイト]
http://www.nagarapro.co.jp/top/artist/artist.php?id=4
https://ameblo.jp/toshimi-tagawa/
[田川寿美 日本コロムビア]
http://columbia.jp/artist-info/toshimi/






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Max Lux(マックス・ラックス)  日本人の心を歌う ロシアから来た女性コーラスユニット  東日本大震災の犠牲者の鎮魂歌「聖なる人」などをアピール [インタビュー]

マックス・ラックス.jpg◆2人のロシア人女性によるコーラスユニット・Max Luxが先頃、大阪にやって来た。「少女A」(中森明菜)「2億4千万の瞳」(郷ひろみ)などたくさんの人気曲を手がけてきた作詞家、売野雅勇がプロデュースしている。2016年11月にポニーキャニオンから発売された彼のデビュー35周年を記念したトリビュート・アルバム「砂の果実 Fujiyama Paradise Tribute」(収録15曲)を歌っている。それのプロモーションのための来阪であった。アルバムには荻野目洋子の「六本木純情派」ラッツ&スターの「め組のひと」など、彼の作詞によるヒット曲のほか、東日本大震災の犠牲者の鎮魂のために書いた「聖なる人」と中西圭三が作曲を手がけた「Respect すべての祝福されたSoulたち」など新たな3曲も収録されている。


売野雅勇35周年記念トリビュート・アルバム「砂の果実 Fujiyama Paradise Tribute」小.jpg











 LANA(ラーナ)とALICIA(アリシア)。その美しいロシア人女性2人は、来日7年目で、極めて日本語が流ちょうであった。記者は何故か学生時代にロシア語を専攻していたものの、今は会話どころか読むことすら出来ない。そんなことに一時は心配したインタビューだったが、それは取り越し苦労であることはすぐに分かった。

 日本人が大好きだというラーナは、もう何度も大阪へは来ているといい「ジョークにちゃんと返してくれる。そんなフレンドリーな大阪が好きです」と、大阪の魅力を話してくれた。
 乗り合わせたタクシーでは「人懐っこいドライバーが、話しに夢中になっていて走行メーターを倒すのを忘れていた、と笑い飛ばすほどの明るさ」に、すっかり大阪が気に入ったようす。

 一方のアリシアは「ロシア人と日本人はどこか似ていますね。優しくて親しみが持てる。とりわけ男性がエキゾチックで格好いい」と褒める。もちろん、これは記者のことではない。

■日本人の美しい心を歌う

 最初からまったく違和感なく会話が進んだ。これなら自分たちの歌で、日本人の心を伝えることができる。そう確信した。
 アルバムに収録した「聖なる人」は、大きな被害をもたらした東日本大震災を受けて書かれている。大震災が東北を襲った日、防災放送で津波の襲来を告げ、高台への避難を呼びかけ、自らの命と引き換えに多くの命を救った、宮城県南三陸町役場で防災担当をしていた若い女性職員の美しい心を歌ったものである。

 しかも彼女たち2人は、共に東日本大震災を東京で体験している。
 「詞とメロディーから感じたイメージをそのままに、気持ちを込めて歌うと、自然と聴いてくれる人たちに伝わる」とアリシアがいうと、ラーナも「ライブなどでは歌い始めから会場がシーンと静まる」と、誰もが彼女たちの歌世界に吸い込まれているようだ。

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 それは美談と言い切るにはあまりにも悲しい出来事だったが、それを彼女たちは「マイナーな1980年代のメロディーで、涙してしまう楽曲」(ラーナ)といい、アリシアは「ロシアでも支持されそうです」と、ひとりの日本人の心を伝えようと歌っている。
 日本人の魂でもある人を愛する美しい心を表現する彼女たちの歌には、もちろんロシア人の中にひそむ哀愁や懐かしさや優しさも加わっている。入れたいけれど、そこは日本の歌ですからセーブしています」と笑う。

 もうひとつの「Respect すべての祝福されたSoulたち」は「ファンキーでノリの良いバラード」(売野)だし、「Take Me To Fujiyama」はラテン調なダンスミュージック。詞を書いた売野は「ダンスミュージックの枠を超えた、泣けるダンスミュージック」と解説している。

■大阪でライブを演ってみたい

 アルバムに収録された「聖なる人」をはじめ今回、新しく書かれた3作品をアリシアは「シングルカットして、さらに多くの人に聴いてもらいたい」という。
 彼女たちの声にはどこか懐かしさを感じさせるが、かつてのザ・スリー・ディグリーズのような女性コーラスを想わせるような存在を目指すというのも理解できる。

 2人は「フレンドリーでオープンハートな大阪でライブやコンサートを開きたい」と、関西にはゾッコンな様子であった。



「砂の果実 Fujiyama Paradise Tribute」(ポニーキャニオン、2016年11月16日)
【収録曲】
Respect すべての祝福されたSoulたち、夏のクラクション、想い出のクリフサイド・ホテル、摩天楼ブルース、夏の愛、Woman、め組のひと、水の星に愛をこめて、ブエノスアイレス Buenos Aires、六本木純情派、ジュリアに傷心、聖なる人、Merry Christmas In Tokyo、Take Me To Fujiyama(全15曲)






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