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第142回KOBE流行歌ライブ  しいの乙吉、坂井一郎、山本和恵、加山こうじが出演 神戸・KAVCホール [ライブ]

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第142回KOBE流行歌ライブの出演者たち


しいの乙吉(ホリデージャパン)坂井一郎(徳間ジャパンコミュニケーションズ)山本和恵(ウイングジャパン)加山こうじ(エイフォース・エンタテイメント)の4人が出演した第142回KOBE流行歌ライブが2016年7月21日、神戸・新開地のKAVCホールで開かれた。


 シンガーソングライターとしての経歴は長いけれども、ホリデージャパンから歌手としてデビューしたのは2008年というしいの乙吉。風変わりな芸名だが、師匠の作詞家星野哲郎が名付け親だという。本名の椎名の「しい」と星野の「の」を合わせてしいのになった。乙吉は甲乙丙の「乙」。甲よりも乙のほうが「縁起が良い」と乙吉になった。

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しいの乙吉

 元シンガーソングライターだけに、今も自分で数多くの作詞・作曲を手がける。どこで書いているのか-と司会の牛尾淳が訊くと、全国どこへ行くにも自分で運転する「車の中で詞と曲を考える」のだと明かしてくれた。自称・田村正和と言うだけあって、全国に彼の女性ファンはたくさんいる。

 4月に出した新曲「想いかさねて」を歌ったが、これは「女房への想いを歌ったもの」で、世の夫婦に捧げる歌。もちろん自ら作詞・作曲を手がけている。

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山本和恵

 山本和恵も北は北海道から南は九州まで全国を車でキャンペーンで走り回る。自ら運転する車にCDを積み込んで、歌いに行く先々で販売する。1年間に走る距離は4万キロにもなるという。子育ての手が離れた2000年に49歳で歌手デビュー。新曲「つなぎ ~ 母親たちに出来ること ~ 」は9枚目のシングル。デビュー曲「明日花」から今まで、身近な出来事をテーマに自ら詞を書いている。

 「つなぎ ~ 」は、ひと回り年下の友人が亡くなり、残された子どもを見た時に感じたことを書いた。山本は「友人とそっくりだと思った。彼女は子どもという大切なものを、この世に残してくれたんだ、といった想いを綴りました」と話していた。

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坂井一郎

 歌手生活20年という坂井一郎は20年の長さに「しみるね」「泣けるね」とメドレーで歌い、20年の間に歌った16曲を収録した今年2月発売の記念ベストアルバムをアピール。5月に出した20周年記念曲「おまえと水割り」は、坂井本人が「未練演歌ブルース」と呼ぶ、店を閉じる馴染みの居酒屋を舞台に生まれる新たな絆を歌っている。

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加山こうじ

 新曲コーナーは大阪府岸和田市出身の加山こうじ。だんじり祭りがよく似合う男くささと、愛嬌を合わせ持つ。KOBE流行歌ライブは初出演。2012年に歌手デビュー20周年を迎えており、その記念曲「男の涙酒」を、神戸の観客に初披露した。この楽曲も「男の未練を歌っている」と加山。




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