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昭和歌謡 道頓堀SUPER歌謡劇場、  吉本新喜劇の末成由美をゲストに「コンニチハ」  叶麗子、渡辺要らも出演 [ライブ]

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◆吉本新喜劇の末成由美を特別ゲストに迎えて「道頓堀SUPER歌謡劇場」は、2015年10月20日に大阪・道頓堀のライブハウス・ZAZAで1日3回の公演を行った。レギュラー出演の叶麗子(徳間ジャパンコミュニケーションズ)、林よしこ(同)のほか、初出演の渡辺要(日本クラウン)、おおい大輔(テイチクエンタテインメント)がゲスト出演した。今回から団体旅行客を毎公演ごとに40人が来場し、大阪・ミナミツアーの魅力のひとつとして歌謡曲・演歌を楽しんだ。

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末成由美


 オープニングは叶麗子「くしたんのテーマ 〜 串揚げと通天閣と私 〜 」
 毎回構成を変えるなど見るものを飽きさせない工夫を見せているが、今回は出演者1人ひとりがお気に入りのギャグを披露するサービスぶり。
 末成の「インガスンガスン」「ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃー」も飛び出し、客席は大喜び。

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やはりギャグで笑わせなきゃ末成さんじゃない


 その末成、もとはメジャー歌手を目指していたというだけにシャンソンから演歌など何でも歌いこなす実力派。この日は「愛の讃歌」や「川の流れのように」などを歌って、客席から大きな拍手が寄せられ、お笑い芸人ということを忘れさせるほどだった。

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末成由美(左)と叶麗子

 老人ホームの慰問もしているという末成は「今まで日舞をやって名取にまでなったり、歌を勉強してきましたが、今の吉本新喜劇に入って43年になります」と話していた。

 今回初出演の渡辺要は春日八郎、三橋美智也、村田英雄の名曲をカバーするとともに、後半ではオリジナル曲の「王将物語」「人生男節」を歌った。
 「最近は1日3回公演という舞台は見られなくなりましたが、一生懸命務めさせてもらいます」と頭を下げていた。「人生 - 」は15年間務めているマネージャーがステージで拍子木を打って、盛り上げていた。

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渡辺要(左)とおおい大輔

 おおい大輔は師匠の天童よしみの「道頓堀(とんぼり)人情」と「望郷・津軽じょんがら流れ唄」、最新曲「男の愚痴と幸せ探し」を歌った。

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叶麗子(左)と林よしこ

 レギュラーの叶麗子は「船頭小唄」「いつでも夢を」をカバーするとともに、懐かしいオリジナル曲「こころ」を披露した。いつもに増して笑顔いっぱいに歌った叶は「辛い時悲しい時に温かく応援してくれるみなさんに支えられて笑顔で生きていくことができます」と客席に語りかけていた。

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林よしこ

 同じレギュラーの林よしこは「東京キッド」「空港」をカバーし、オリジナル曲の「ほっこり酒場」を歌った。

■作詞・曲家中村泰士がプロデュース

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中村泰士

 この昭和歌謡を歌い継ぐライブ「道頓堀SUPER歌謡劇場」は、作詞家で作曲家の中村泰士が全面的にプロデュースしている。毎回構成が異なり、見る人を決して飽きさせることがない楽しさを売りにしている。
 また歌うことが好きな中村だけに、毎回、自らが作った作品を歌っている。今回は初めて来場した旅行客へのウエルカムソングとして「喝采」を聴かせた。

 中村は68歳というが、毎日ウォーキングをして体力づくりをしている。それでも「1日3回公演はエライでぇ」と苦笑いしている。

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辻大貴

 この日はまた、普段は裏方として働くスタッフの1人で、演歌歌手を目指す薬科大学生の辻大貴さんもステージに上がり、パフォーマンスを交えて力いっぱい「兄弟船」を歌った。






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