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北野まち子(キングレコード)  好評「明日舟」 元気づけられる演歌 来年の30周年に向けて大切な1曲 [インタビュー]

北野まち子.jpg◆リオデジャネイロ五輪で優勝し、4大会連続で金メダルを獲得したレスリングの伊調馨が2016年10月、国民栄誉賞を受賞した。彼女と同じ青森県出身のキングレコードの歌手、北野まち子は同月26日に新曲「明日舟」を出している。いじらしい女性の心情を歌っているが、♪ 泣いて笑って 笑って泣いて ~ の詞は、人一倍の努力を重ねて栄冠を勝ち得た伊調の姿を連想させるし、来年にはデビュー30周年を迎える北野自らの歌い手人生とも重なる。











 「明日舟」は、別れた人への捨てきれない想いを、浮き草に重ね合わせて、流れついた先には幸せがあれば良い・・・と歌っているが、♪ 涙の数だけ 幸せが いつか来るよと ~ の詞からは、世界の選手と闘ってトップの座に着いた伊調選手の姿を自然と連想させる。
 「まち子ちゃんは笑顔がいいよ」。
 彼女のファンは北野まち子を、そう表現する。
 明るく、くよくよしない北野は、かつて学校の部活ではバレーボールのセッターをしていたというから、どこかで伊調選手とも通じるのだろう。

北野まち子・明日舟.jpg 2016年10月に出した新曲「明日舟」を北野は「カラオケ好きな人たちが歌いたくなるような楽曲です」と、覚えやすく親しみやすさを強調する。
 「お客様と一緒に楽しめる歌だと思います」と北野。

 カップリングの「花まる女節」は、「明日舟」と同じ岡千秋が曲を書いている。先に曲が出来た作品で、ふる里が北野と同じ青森だという城岡れいが作詞している。北野は「城岡先生は、30年も住んでおられた大阪が出身地かと思っていましたが、青森・つがる市のご出身と聞き、親近感が強まりました」と話している。

■3月にカラオケコンテスト決勝大会

 北野は来年には、歌手デビュー30周年を迎える。
 「明日舟」を書いた作曲家、岡千秋が1989年に作った「包丁一代」の歌手募集コンテストでグランプリに選ばれて、同年に同曲でCBSソニーから歌手デビューした。
 「その時には30年も長く歌うなんて考えもしなかったことです。グランプリの記念に1曲を出す程度にしか考えていませんでした」(北野)



 ところが次々と新曲を出すことになり、彼女は「それを必死に歌う」ことをこなしていった。2002年にキングレコードに移籍、08年には20周年記念として岡千秋とデュエット曲「よさこい恋歌」も出している。
 気がつけば2年後には30年を迎えるが「今作の『明日舟』を30周年に向けての大切な1曲」と位置付けている。

 そんな大切な楽曲を歌う「北野まち子 『明日舟』カラオケコンテスト」の決勝大会が、3月11日、大阪市内で行われる。応募は2017年1月31日ですでに締め切られているが、前回の「女いのち川」のカラオケコンテストの決勝大会の開催地は東京だったため「西日本の人たちにも多く参加してもらいたい」(北野)ことから、今回は大阪が選ばれた。

■韓国でケジャンを体験

 去年秋、北野は新曲「明日舟」の発売を控えたある日、友人と3人で3泊4日の韓国旅行でショッピングやグルメを楽しんでいる。「ソウルで食べたワタリガニを醤油漬けにしたケジャンが美味しかった」と北野。
 韓国から帰ってからは、韓国料理に欠かせない調味料、コチジャンにハマってしまってしまったといういい味噌汁、サラダ、鍋料理などには必ず使うほど。

 その北野が、記者の食パンをアレンジする「しげちゃんキッチン」に「マスタードのようにコチジャンをパンにぬって、たまご、ウインナーなどをはさんだ北野風サンドイッチを作ってみてはいかが」と、提案してくれた。


[北野まち子 オフィシャルサイト]
http://www.machiko-k.com/
[北野まち子 キングレコード]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=18678





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