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山内惠介(ビクターエンタティンメント)  新歌舞伎座で初座長公演 3月発売の新曲「愛が信じられないなら」も披露  3年連続の紅白出場へ意欲  2月16日まで

山内惠介2.jpg◆去年の大晦日、NHK紅白歌合戦に2年連続で出場したビクターエンタティンメントの歌手、山内惠介が2017年2月3日、大阪・上本町の新歌舞伎座で初めての座長公演の幕を開けた。16日までで、1部は山本周五郎原作の芝居「泥棒と若殿」。2部は、この日初披露した3月29日発売の新曲「愛が信じられないなら」を含む全25曲を歌う歌謡ショー「山内惠介オンステージ」。山内は「今年の紅白をこの新曲で狙っていきます」と、3年連続の紅白出場に意欲を示した。









 芝居は、加賀・大聖寺藩の若殿役の山内惠介が姿を見せると客席からは、一斉に大きな歓声。山本周五郎の短編「泥棒と若殿」で、山内惠介演じる若殿・前田成信は家督争いから幽閉され、成信の後継に反対する一派からは暗殺の危機に直面する。
 その手から逃れるために隠れ住む家に盗っ人に入ったむささびの伝九郎と、どうしたわけか一緒に住むようになり、友情が芽生える。最後は城へ帰る信成と涙の別れをする、といった分かりやすいストーリー展開。

 オンステージは背中にトレードマークのユリの花を描いた白いスーツで、オープニングの「風蓮湖」に続いてデビュー曲の「霧情」。客席からは<けいちゃ~ん>コールが響き渡り、ペンライトの波が一斉に揺れていた。
 曽根崎心中をモチーフにした「恋の手本」を着流し姿で歌い、美空ひばりの「お島千太郎」も和の雰囲気で演じてみせた。また「モナリザの微笑」「エメラルドの伝説」などGSサウンドなどをメドレーして、見る人たちに青春歌謡のメロディーをを蘇らせた。

山内惠介・愛が信じられないなら(カフェ盤).jpg 去年の紅白歌合戦で着用した衣装をはじめ、ミリタリージャケットなど目でも楽しめるカラフルなステージを演出した。
 ラストはこの日のために用意した最高にお気に入りの白色のマオカラ―スーツを着て、新曲「愛が信じられないなら」をはじめ「流転の波止場」「恋する街角」「釧路空港」などオリジナルヒット曲を揃えて盛り上げた。

 「愛が-」は、3月29日にカップリング曲がそれぞれ異なるカフェ盤とダイヤ盤のほか、ミュージックビデオを収録したDVDを同梱した唄盤の3タイプが同時発売される。
 山内は「デビュー16年で夢のようなステージを踏むことが出来ました。これも皆さんに背中を押して頂いたお陰であり、感謝の気持ちでいっぱいです」と頭を下げていた。

■次は1ヶ月公演 !?

 初めての座長公演を終えた山内は、初日の出来栄えを「60点ぐらいかな」と、控え目に自己採点し、千秋楽までに100点に持っていきたいとする。
前夜は味わったことがない緊張感があったというが「お客さん、共演の皆さんなど周りに迷惑をかけられないので、睡眠はよく取りました」とも。

 ただ舞台公演や映画出演は過去にもあるが、本格的な殺陣を含む時代劇は初めて。若殿らしい形を作るのが大変だったが、中でも殺陣は難しかったようだ。芝居の稽古は東京で2週間ほど行なっているが「高校時代の剣道の授業をもっと真面目にやっておけば良かった、と思っています」と話していた。

 2年連続の紅白出場に続き初座長公演と、このところ急速にステップアップをしている山内だが、次の目標はどこに置いているのだろうか。
 山内は「誰もが知る国民的大ヒット曲を今年は狙っていきたい。それが実現すると3年連続の紅白出場もかなうだろう。そのスタートが座長公演でした」と、とりわけ初日公演を特別な日に位置付けていた。

 今回の座長公演は16日までの約半月間。次回は1ヶ月公演を狙いたいところである。それについて山内は「2週間の公演をベストにやってのけることで、次への足がかりを見つけたい。1ヶ月公演ができるようになれば、グリーン車に乗せてもらえる約束なんです」と明かした。


[山内惠介 オフィシャルサイト]
http://yamauchikeisuke.com/
[山内惠介 ビクターエンタテインメント]
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Artist/A015622.html





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