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小桜舞子(テイチクエンタテインメント) 「度会橋(わたらいばし)」 新たな小桜演歌 今年は大阪でもコンサートを [インタビュー]

小桜舞子 11.jpg◆情熱的で優しい女性なのだろう。演歌ではまれな女性主人公である。テイチクエンタテインメントの歌手、小桜舞子が歌う新曲「度会橋(わたらいばし)」(作詞・麻こよみ、作曲・弦哲也、編曲・南郷達也)では、溺れても悔いのない川を渡って、夜陰にまぎれて男に逢いに行く。小桜本人をイメージして作られたというから、1段と彼女の歌に説得力が増す。


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 度会橋は三重県伊勢市の宮川に実際に架り、伊勢神宮に通じる橋である。周辺は桜の名所としても知られる。もちろん歌の内容はフィクションであるが、恐らく主人公は美人女性であろうという。12月11日に発売したばかりである。

 作詞の麻こよみと作曲の弦哲也はいずれもヒットメーカーである。しかし小桜舞子にとっては、初めてのコンビであった。それだけに期待感も大きい。小桜は中学時代にテレビの歌のコンテスト番組で優勝した際に審査員をしていた弦に会っている。それが初めての対面だったという。

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 今までの演歌に登場する女性と言えば耐え忍ぶ、待つ女であった。ところが「度会橋」では、3歩下がって男性の後を歩いたり、耐え忍ぶといった演歌特有な、化石のような主人公は登場しない。
 好きで好きでたまらない、逢ってはいけない男性だけど、それでも逢いに行く。 ♪ 世間に知れたなら 終わる恋 〜 なのにもかかわらず逢いに行く。昭和の女ではなく、今の女性なのだ。

 そんな主人公が登場するのも、売れっ子の女性作詞家である麻こよみが「女の目線で書いたからなのかもしれません」と、小桜は推測する。
 「3番の ♪ たとえ明日は 無くてもいい 〜 という歌詞が好きです」
 と言った小桜、意外と情熱的なようである。

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 弦は「無理に演歌にしようと思わなくていい」とアドバイスする。
 それが感情を自然な歌唱として、歌に色っぽさを生み出している。

 「彼のことしか考えられない、その彼に逢いに行く嬉しさ、男性を想う優しさが伝わるように歌いたい」
 小桜は歌う際の心がけをこう話している。

 今までの楽曲とは違ったタイプの「度会橋」を歌う小桜は「私の歌を聴いたことのない人にも浸透させたいですね。去年は名古屋でコンサートを開きましたが、今年は大阪でもコンサートかディナーショーをやりたいです」と意欲を見せる。





[小桜舞子 オフィシャルサイト]
http://www.kozakuramaiko.com/
[小桜舞子 テイチクエンタテインメント]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/kozakura/








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