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あさみちゆき(テイチクエンタテインメント) 「四畳半の蝉」 得意のマイナーメロディーが好評 4月には台湾での初のコンサート [インタビュー]

あさみちゆき.jpg◆2018年11月でデビュー16年目を迎えるテイチクエンタテインメントの歌手、あさみちゆきが、大好きな人にふられてしまい、悲しみのどん底にで喘ぐ女性を歌った、切なく悲しい「四畳半の蝉」が好評だ。彼女らしいマイナー楽曲がファンの心を惹きつける。4月には台湾での初のコンサートも予定している。プライベートでは2歳半になる愛息が可愛くて仕方がないようで、テレビの前で番組の主題歌を一緒に歌っているという。


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 マイナー調の楽曲が好き、というあさみちゆきにはデビュー以来、もの悲しい楽曲が多い。そんな中でも2017年11月に出した「四畳半の蝉」は、これぞあさみの世界だー といった声も聞かれるほど、自ら「どん底」と表現するように究極の悲しさを歌う。

 これは作曲がシンガーソングライターの山崎ハコで、彼女の作品らしく、心がどんよりと曇る楽曲である。
 あさみは「好きな人と別れて、どん底の悲しみに打ちひしがれながらも、未来への光を見出そうとする女性を歌っています。今を真剣に生きようとしているから、心が痛くなります。そんな歌ですね。これが皆さんの人生の光になるとうれしいです」と話していた。

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 カップリングの「神保町」も山崎の作曲。古書店街の東京・神保町の風景が目に浮かんでくるような楽曲である。これの失ったラブソングで、面影を追って神保町にやって来るが、そこはくすぶる愛の火が街を赤く染めているーといったフォークタッチな作品。
 これもあさみらしさを感じさせる1曲である。

 「四畳半の蝉」は第50回日本作詩大賞新人賞・最優秀賞受賞作品、「神保町」は同・優秀賞受賞作品である。

■一児の母

 プライベートでは2015年に結婚した一般男性との間に男児をもうけたが、その子も2歳半になる。「ママ歌って、という息子と一緒に歌うんです。コンビニでは<ママの 〜ママの 〜 >という指の先には缶ビールが。ビール好きの私のことを良く見ているんですね。その仕草がとても可愛いんですよ」と、目を細める彼女は幸せいっぱい。

 「好きなことをやらせて、色んな事にチャレンジさせるチャンスを与えてやりたいです」

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 彼女のオリジナル曲に父と娘の情愛を歌った杉本眞人作曲の「鮨屋で...」があるが、それとダブらせるかのように母親になった彼女は「私も両親にこうして育ててもらったのかと思うと、これからはいっぱい親孝行しなくては」と話す。

 仕事にはいつも2歳半になる息子を伴う。新幹線も飛行機も何度も何度も乗っているほどで、仕事場で自分がステージに上がる際はマネージャーが母親代り。

■大阪でもストリートライブを

 今年初めての東京・井の頭公園でのストリートライブを3月10日午後2時から予定している。まだデビューする以前の2001年に始め「最初は誰も聴いてくれる人はいなかった」が、去年9月に200回目を迎え、次回で203回目になる。今では彼女も<井の頭公園の歌姫>と呼ばれ、沢山の団塊世代ファンなどから熱い支持を得るまでになっている。
 あさみは、母親になったが、歌声はますます絶好調。「いつかは大阪でもストリートライブをやってみたい」とも。

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 ストリートライブは海外でも中国、台湾、ハワイなどでも経験しているが、今年は杉本眞人、森山愛子とともに4月10日に台湾でコンサートを開くという。






[あさみちゆき オフィシャルサイト]
http://www.chiyuki.jp/
[あさみちゆき テイチクエンタテインメント]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/chiyuki/







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木下結子(日本クラウン) 今年初の「ChuーChuライブ」 最新曲の「マリーゴールドの恋」や名曲を披露 [ライブ]

◆歌のお年玉であった。日本クラウンの歌手、木下結子が今年初めての定期ライブ「ChuーChuライブ」を2018年1月24日、大阪・千日前のカラオケスナック、夢想歌で開き、最新曲の「マリーゴールドの恋」からデビュー曲「放されて」「ノラ」「池上線」(西島三重子)「越冬つばめ」(森昌子)「紅い花」(ちあきなおみ)など名曲の数々を存分に聴かせてくれた。

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今年初めてのChu-Chuライブに集まったファンと木下結子(中央)


 去年、大阪・あべのから同千日前に会場を移し、ライブの名前も「ChuーChuライブ」として再スタートを切ったこのライブは、木下結子のオリジナル曲とともにカバー曲で、彼女の歌の魅力を心いっぱいに感じさせてくれている。

 この日は全10曲を歌った。どれもが集まったファンにとっては懐かしいものばかりだった。チェウニの「Tokyoに雪が降る」は、彼女にとっても懐かしい1曲である。
 木下のデビューは1984(昭和59)年であるが、上京した翌年の2月は「今年と同じように、やはり東京は大雪でした」と振り返る。「Tokyoにー」は美樹克彦作詞、杉本眞人作曲の楽曲。2000年2月のリリースだが、そのような雪が降る頃に「木下結子に歌わせてはどうか、と準備されていた」といったエピソードもある。

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オリジナル曲とカバー曲でファンを魅了した木下結子

 木下は2月に東京キャンペーンを予定するほか、4月7日には東京・八重洲のライブハウス、ヒットスタジオ東京でライブも開くなど東京方面で歌う機会が増えている。「池上線」は、東京での仕事の移動で乗った東急電車の池上線で「ずっと心の中で口ずさんでいました」という。

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今年も東京ライブを4月に予定する木下結子

 最新曲の「マリーゴールドの恋」は4月で発売から1年が経つ。木下は「ようやく多くの人の中で馴染んできたところです。これからも大事にして歌って行きたい」と話していた。

■ギタリストの井上善日居がハーモニカで「糸」

 毎回、ファンからにのリクエストに応えているが、今回は沢ひろしと東京99が歌ったムード歌謡「愛のふれあい」を聴かせた。
 ライブでは木下とコンビのギタリストの井上善日居はギター演奏を聴かせてくれるが、この日はハーモニカで「糸」(中島みゆき)を演奏した。

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ハーモニカ演奏で「糸」を聴かせる井上善日居
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次回の開催は2月22日を予定する木下結子

 ライブは、今冬最大の大寒波が押し寄せる中で開かれたが、木下の歌はその寒さも忘れさすほどだった。次回は2月22日に予定されている。


[木下結子 オフィシャルサイト]
http://nora-yuiko.jugem.jp/
[木下結子 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/kinoshita/whats.html







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