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第220回KOBE流行歌ライブ 、すぎもとまさと・れいか・伊達悠太が出演 すぎもとは24日に被災地能登で歌唱も [ライブ]

◆1回目の開催から今年で20周年を迎えているKOBE流行歌ライブが、2024年3月21日、シンガーソングライターのすぎもとまさと(テイチクエンタテインメント)を招いて、神戸市兵庫区の新開地アートひろば2階ホールで開かれた。すぎもと(杉本眞人)の作品を歌うれいか(日本クラウン)伊達悠太(テイチクエンタテインメント)も出演した。

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写真・すぎもとまさとれいか、伊達悠太


 会場は満員の約200人で埋まった。すぎもとまさとはギターの弾き語りで、ちあきなおみにも提供している自作曲「かもめの街」「冬隣」をはじめ、「黄昏シネマ」「吾亦紅」「銀座のトンビ」の5曲を歌うと、観客は心に沁みる1曲1曲を静かに聴き入っていた。

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写真・すぎもとまさと

 すぎもとは70万枚を超すヒット曲となった自身の「吾亦紅」が、最初のプレスてはわずか256枚であったことに触れ、「これは逆立ちしても売れるはずがない、と判断された数字でした」と明かすとともに、「レコードメーカーのスタッフや(会場の)皆さんのお陰で売れました」とエピソードを語った。

 また24日には、今年元旦に石川県などを襲った地震で大きな被害を受けた能登へ行くという。ここでは「3曲ほど歌って、被災した人たちを励ましてきます」と報告。
 ラスト曲の「銀座のトンビ」では会場の人たちと一緒になって威勢よくワッショイ〜と、掛け声をかけて終わった。


 これより前、れいかは、彼女にとって初めての杉本眞人作品となった「優しい嘘をください」(18年)日本クラウン移籍後第2弾の杉本作品で、ユニークなタイトルが話題となった「貯金の好きな女」(20年)などを歌った。

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写真・れいか

 彼女は毎月の定期ライブを含めて各地のカラオケ喫茶店で小まめに歌い続ける形でファンを増やしている。
 この日も地元兵庫県内の熱いファンがたくさん詰めかけて、「れいかちゃ〜ん」と声援を送っていた。

 やはり杉本作品で、23年にリリースした最新曲「OSAKAレイニーブルース」カップリング曲「東京ボレロ」も披露した。
 「花粉症の影響でハスキーボイスになりました」という彼女、「『OSAKAーー』は活動の拠点である大阪を舞台にした作品だけに、私の代表曲になればーと願っています」と話していた。


 16歳で歌手を目指して北海道から上京して20年。KOBE流行歌ライブと同じキャリアで、出演も3度目になる伊達悠太。前作「涙のララバイ」から杉本作品を歌っている。
 この日は客席に降りて観客にタッチをしながら、これを歌った。

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写真・伊達悠太

 上京してからもずっと、「いつかは杉本作品を歌ってみたい」と思い続けていたという彼が、去年8月に出した「土砂降りの雨だから」カップリングの「一目惚れのブルース」は、いずれも杉本作品の第2弾である。

 「この楽曲で初めてオリコンチャートで1位にランキングされました。映画のワンシーンのようなこのラブバラードを、これからも大切に歌って行きます」と意欲を見せた。

■すぎもと・れいか・伊達のトークやデュエットも

 ライブではまた、3人によるトークや伊達が「一目惚れのブルース」を杉本とデュエットしたり、れいかは杉本のギターでジャジーな杉本のオリジナル楽曲「Bar スターライト」を歌った。

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第220回KOBE流行歌ライブ すぎもとまさと・伊達悠太.jpg
写真・すぎもととれいか、伊達それぞれとのデュエット

※写真・記事の無断使用はお断りします。








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