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三山ひろし(日本クラウン)  2度目の新歌舞伎座座長公演  歌と芝居の華やかな舞台  大阪新歌舞伎座 [舞台公演]

◆デビュー10周年を迎えている日本クラウンの歌手、三山ひろしが大阪・上六の新歌舞伎座で、1部の芝居「阿蘭陀(おらんだ)夢七捕物帖」と2部の歌謡ショー「みやまつり2018 熱唱!男の劇場」からなる「三山ひろし特別公演」を開いている。去年に次いで2度目の座長公演で、歌謡ショーでは今年1月に出した新曲「いごっそ魂」などオリジナル曲と、三波春夫の「大利根無情」村田英雄の「無法松の一生 度胸千両入り」など<男>の生きざまを歌った楽曲も披露。エンディングではこの公演のために作ったという、地元高知のよさこい鳴子踊りを取り入れた「ひろしのふるさと自慢」で、松平健も顔負けの金銀のキラキラ衣装で賑やかに締めくくっている。2018年7月14日まで。

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 サブタイトルの「熱唱!男の劇場」にふさわしく、白い着物に袴姿で三波春夫の長編歌謡浪曲「あゝ松の廊下」を歌ってのオープニングに、ファンからは大きな拍手が起こっていた。
 三山は「チャレンジさせてもらいました。これからも一生懸命に勉強していきたい」と、大先輩の歌謡浪曲への憧れを見せていた。
 また、このコーナーでは「浪花恋しぐれ」を、1人で男女二役をこなして歌い分けると、客席からは笑い声がもれていた。

 もちろん最新の「いごっそ魂」のほか「男の流儀」「あやめ雨情」「四万十川」などオリジナルヒット曲も聴かせた。
 「いごっそ魂」は地元・高知の英雄、坂本龍馬をモチーフにした男歌で「明治維新150年の今年を、この歌で盛り上げたい」としている。
 6月6日には同タイプCを発売しており、AからCまでそれぞれカップリング曲が異なる3タイプを揃えている。

 1部の「阿蘭陀(おらんだ)夢七捕物帖」では、武士の息子として生まれながらも、岡っ引きの松三の子として育てられた捨七(夢七)を三山が演じる。突然、浪花の町に沸き起こった偽小判事件を解決していく捨七だったが、そこには自分の出生に関した秘密も隠されていた・・・。
 今回は派手な殺陣もあって、見どころいっぱいの捕物帖。時代劇は三山も「大好き」というだけに、岡っ引きの親分姿が決まっていた。

■7月には大阪でリサイタルも

 7月20日には、10周年記念リサイタルを同劇場で開く予定で、オリジナル曲のほかちあきなおみナンバーや望郷歌のメドレーなどを歌うという。

 三山は「ファンの皆さんに育てて頂いて10年になります。今年の勝負曲でもある『いごっそ魂』をパワーソングとして、今年も年末の紅と白の番組を目指します」と、NHK紅白歌合戦への連続出場への意欲を見せていた。


[三山ひろし オフィシャルサイト]
http://h-miyama.migan.co.jp/
[三山ひろし 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/miyama/whats.html
[新歌舞伎座 三山ひろし特別公演]
https://www.shinkabukiza.co.jp/perf_info/20180701.html






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