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北洋子、デビュー15周年を記念した歌祭り 豊中文化芸術ホール [イベント]

◆歌手北洋子デビュー15周年を記念した「ワルツ 桜歌祭り」を2024年3月12日、豊中市立文化芸術センター・小ホール(大阪府豊中市曽根東町)で開いた。自身のオンステージをはじめ一般参加のカラオケ発表会、さらにはゲスト歌手の歌唱で盛り上げた。ステージに立った北は「人の優しさに支えられて迎えた15周年でした。5年後の20周年には習いはじめたピアノの演奏で、弾き語りを交えてみたい」と話していた。

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写真・15年の想いを胸に歌う北洋子


 午前10時30分の開演から約6時間。カラオケと北沢麻衣などゲスト歌手の歌唱をはさんでの北洋子のオンステージでは、オリジナル曲2曲と自分の人生と重ねたカバー曲の計4曲を歌唱した。
 
 まずはデビュー曲のカップリング曲「あなたに贈る愛の詩」(バップ)から。これは「娘に子供が産まれたばかりの時に出した」という作品。その孫も今は15歳で、身長は180センチにもなっている。
 「反対に私は3センチ縮みました。今日は転ばないように、と言われました」と、時の移り変わりを感じさせていた。

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写真・司会の高橋征二さん(フリーアナウンサー)は北に朗読の指導もしている

 2曲目は美空ひばりの「裏窓」。シャンソンを習い始めた頃によく歌っていたという。
 もう1曲のカバー曲はペギー葉山の「歌ある限り」。♪ 涙でふりむけば いつもそこには歌があった 〜 で始まる歌詞が大好きだという北が、「この歌を歌うと、1番の理解者であった母を思い出します」といった懐かしい楽曲である。

 ラストは、今までに3枚のCDをリリースしたうちの2枚目のシングル「別れの終列車」(2012年、日本クラウン)。「国立文楽劇場で初めて歌ったのが記憶に残ります」という北の代表曲でもある。

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写真・ゲスト出演した北沢麻衣

 北の歌手デビューは2010年。初めてデビュー曲を人前で披露したのは地元兵庫県三田市の神社の祭りだった。「周りではたこ焼きを食べている人たちがいっぱいの中でのデビューでした」

 介護施設への慰問やカラオケ発表会のゲストなどでも歌い、キム・ヨンジャの新歌舞伎座コンサートでは4年連続5回のゲスト出演をしている。
 13年前からは作詞家の石山博康さんと共に、兵庫県川西市内にカラオケホールワルツを開設。歌唱レッスンも行う。

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写真・20周年にはピアノの弾き語りも披露したい

 15周年を迎え北は「4年前には病気をしましたが、歌と周りの皆さんの支えでそれも克服して、今日まで頑張って来られました。これからもずっと、大好きな歌い続けていきたいです」と抱負を話していた。

※写真・記事の無断使用はお断りします。








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