ホリデージャパン歌謡フェスタ、昭和の香りがいっぱいの演歌・歌謡曲の一大祭り 大阪で19人が歌う [イベント]
◆コロナ下でのイベント休演などをはさんでここ数年開催されていなかったホリデージャパン歌謡フェスタの大阪公演が、2024年4月21日、大阪・堂島のホテルエルセラーン大阪で開かれた。出演したのは宮路オサム、ニック・ニューサ、キム・ランヒ、木下結子ら所属歌手19人。トリを務めた今年81歳を迎えるという宮路は大ヒットした「なみだの操」(1974年)などを歌い「今も現役で歌えているのは皆様のおかげです。昭和歌謡を大事にするホリデージャパンをこれからもよろしく」と呼びかけていた。
写真・エンディングで華やかに勢揃いした出演者たち
開催を告げる冒頭のアナウンスは、去年11月に急逝した代表取締役会長であった佐々木友子さんの音声。昭和歌謡を愛した佐々木さんを偲んで歌手の原田ヒロシは「亡くなられて初めての歌謡フェスタです。良い歌の数々を届けていきます」と、挨拶した。
写真・元気な姿を見せた宮路オサム
1部と2部に分かれて行われた歌謡フェスタ。最長老の宮路オサムは2部のラストで、「なみだの操」「浮草の宿」(いずれも殿様キングス時代)など4曲を聴かせた。デビュー4枚目のシングルが「なみだの操」で、「その頃は東京から道頓堀角座へ殴り込みをかけて、ライバルのぴんからトリオと競い合っていました」と振り返っていた。
写真・ステージを降りて歌う宮路オサム
「浮草の宿」も大阪からヒットした楽曲で、関東を拠点とする歌手でありながら、すっかり大阪に溶け込んでいた。
その人気はソロになってからも衰えず、「風来流れ唄」「恋は紅いバラ」をステージを降りて歌うと、会場からは手拍子も起こって、大盛り上がり。
この日は歌唱はなかったが、去年リリースした最新曲の「卵かけごはん」は「CDの売り上げの全てを全国の子ども食堂へ寄付している」と話して、CDの購入を呼びかけていた。
■往年の名曲や最新曲を披露
1部ではまず、ニック・ニューサの「大阪ボレロ」で賑やかに開幕。1981年のデビュー曲「サチコ」がいきなり大ヒットした彼は、デビュー前に神戸市市内でが下宿していたなど、関西とは馴染みが深いことを告げて、これを聴かせた。
写真・ニックニューサ
この日はその「サチコ」のほか「アローン・アゲイン」「お祭りさわぎ」を歌って会場を盛り上げた。
写真・越前二郎
2番目に登場したのは、北陸新幹線の延伸で今、街が活気付いている福井からやって来た、デビュー40年目の越前二郎。作曲家船村徹の弟子としてデビュー以来、甘い声で人気を博してきた。ステージでは新曲の「祇園白川」を披露した。
写真・キム・ランヒ
いつも楽しいトークで観客を楽しませるキム・ランヒは新曲「望郷トラジ」カップリング曲の「なんぼのもんや」と、シゲ高木とのデュエット曲「うそ・・・なんぼのもんや」の3曲を歌った。
写真・原田ヒロシ
休憩をはさんで2部のトップバッターは、この日の舞台監督も務めた原田ヒロシ。得意な津軽三味線を聴かせると共に、「望郷津軽節」を歌った。
写真・木下結子
木下結子は初めての歌謡フェスタへの出演。まずは大阪で生まれ育った彼女の、40年前のデビュー曲「放されて」から聴かせた。
そして今や18人の歌手がカバーして、日本のスタンダードとも言える「ノラ」、最新曲で自らの歌人生を表した「百滝桜」も歌った。
写真・いずはら玲子
写真・ひなたみな
このほか、いずはら玲子は「ヨコハマ・ベイブルース」を歌い、5月には念願のベストアルバムを出す事を発表した。
ひなたみなは「十年愛」を、幸田和也はイメージを一新してバラード「哀しみのシルエット」朱夏洋子は「えらいこっちゃで」山田壽一は「風の盆哀歌」を歌った。
写真・幸田和也
写真・朱夏洋子
写真・山田壽一
また民謡調の歌多い山田は「アメリカ橋」(山川豊)を、原田は「ダンシングオールナイト」など、カバー曲も披露された。
このほかの出演者と歌唱曲は次の通り(歌唱順)。
中村秀香「大阪のれん」
新浩司「ひとり酒」
青木あき「永良部恋歌」
木本勝治「海の命花」
池上園美「万華鏡」
草笛四郎「埋もれ火」
イ・ジョンエ「どうすりゃいいの」
雨宮ゆう子「あなたのそばで」
美怜さくら「さよならが言えなくて」
※写真・記事の無断使用はお断りします。
[ホリデージャパン]
http://www.holiday-japan.co.jp/
写真・エンディングで華やかに勢揃いした出演者たち
開催を告げる冒頭のアナウンスは、去年11月に急逝した代表取締役会長であった佐々木友子さんの音声。昭和歌謡を愛した佐々木さんを偲んで歌手の原田ヒロシは「亡くなられて初めての歌謡フェスタです。良い歌の数々を届けていきます」と、挨拶した。
写真・元気な姿を見せた宮路オサム
1部と2部に分かれて行われた歌謡フェスタ。最長老の宮路オサムは2部のラストで、「なみだの操」「浮草の宿」(いずれも殿様キングス時代)など4曲を聴かせた。デビュー4枚目のシングルが「なみだの操」で、「その頃は東京から道頓堀角座へ殴り込みをかけて、ライバルのぴんからトリオと競い合っていました」と振り返っていた。
写真・ステージを降りて歌う宮路オサム
「浮草の宿」も大阪からヒットした楽曲で、関東を拠点とする歌手でありながら、すっかり大阪に溶け込んでいた。
その人気はソロになってからも衰えず、「風来流れ唄」「恋は紅いバラ」をステージを降りて歌うと、会場からは手拍子も起こって、大盛り上がり。
この日は歌唱はなかったが、去年リリースした最新曲の「卵かけごはん」は「CDの売り上げの全てを全国の子ども食堂へ寄付している」と話して、CDの購入を呼びかけていた。
■往年の名曲や最新曲を披露
1部ではまず、ニック・ニューサの「大阪ボレロ」で賑やかに開幕。1981年のデビュー曲「サチコ」がいきなり大ヒットした彼は、デビュー前に神戸市市内でが下宿していたなど、関西とは馴染みが深いことを告げて、これを聴かせた。
写真・ニックニューサ
この日はその「サチコ」のほか「アローン・アゲイン」「お祭りさわぎ」を歌って会場を盛り上げた。
写真・越前二郎
2番目に登場したのは、北陸新幹線の延伸で今、街が活気付いている福井からやって来た、デビュー40年目の越前二郎。作曲家船村徹の弟子としてデビュー以来、甘い声で人気を博してきた。ステージでは新曲の「祇園白川」を披露した。
写真・キム・ランヒ
いつも楽しいトークで観客を楽しませるキム・ランヒは新曲「望郷トラジ」カップリング曲の「なんぼのもんや」と、シゲ高木とのデュエット曲「うそ・・・なんぼのもんや」の3曲を歌った。
写真・原田ヒロシ
休憩をはさんで2部のトップバッターは、この日の舞台監督も務めた原田ヒロシ。得意な津軽三味線を聴かせると共に、「望郷津軽節」を歌った。
写真・木下結子
木下結子は初めての歌謡フェスタへの出演。まずは大阪で生まれ育った彼女の、40年前のデビュー曲「放されて」から聴かせた。
そして今や18人の歌手がカバーして、日本のスタンダードとも言える「ノラ」、最新曲で自らの歌人生を表した「百滝桜」も歌った。
写真・いずはら玲子
写真・ひなたみな
このほか、いずはら玲子は「ヨコハマ・ベイブルース」を歌い、5月には念願のベストアルバムを出す事を発表した。
ひなたみなは「十年愛」を、幸田和也はイメージを一新してバラード「哀しみのシルエット」朱夏洋子は「えらいこっちゃで」山田壽一は「風の盆哀歌」を歌った。
写真・幸田和也
写真・朱夏洋子
写真・山田壽一
また民謡調の歌多い山田は「アメリカ橋」(山川豊)を、原田は「ダンシングオールナイト」など、カバー曲も披露された。
このほかの出演者と歌唱曲は次の通り(歌唱順)。
中村秀香「大阪のれん」
新浩司「ひとり酒」
青木あき「永良部恋歌」
木本勝治「海の命花」
池上園美「万華鏡」
草笛四郎「埋もれ火」
イ・ジョンエ「どうすりゃいいの」
雨宮ゆう子「あなたのそばで」
美怜さくら「さよならが言えなくて」
※写真・記事の無断使用はお断りします。
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