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増位山の実兄、歌手米沢ひでかずが新曲発表会開く 歌謡曲応援の会 [ライブ]

◆ 「絣のもんぺ」で2018年にメジャーデビューした歌手、米沢ひでかずが24年1月にリリースした新曲「冬枯れ海峡」(作詞・山川夕斗、作曲・岡千秋、編曲・斉藤功)の発表会が4月10日、大阪・梅田のジャズハウス、ロイヤルホースで開かれた。

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写真・「冬枯れ海峡」を歌う米沢ひでかず


 米沢ひでかずは、歌手で大相撲の元大関、増位山太志郎の実兄。歌を歌い始めても行く先々で「増位山のお兄さん」と紹介されるなど、弟の名前の大きさに押されてきた。

 「僕もデビューしてからムード歌謡の米沢で売ってきました。今作では名ギタリストの斉藤先生に編曲とギター演奏を依頼して、男の哀愁を感じてもらえると嬉しいです」とアピールしていた。

 「編曲を頼んだ斉藤先生には『北の旅人』のような、柔らかな雰囲気の曲調を出してほしい、とお願いしたんです」

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写真・米沢ひでかず

 その効果も現れて、イントロをはじめ斉藤のギター演奏が歌を引き立たせていた。カップリングの「うしろ影」(作詞・山川夕斗)では斉藤が作曲と編曲を行なっている。

 この日、米沢は「絣のもんぺ」同カップリングの「人生中々」も歌ったほか、増位山のヒット曲「そんな夕子に惚れました」「男の背中」も聴かせた。

 会場には多くの友人が応援に駆けつけていたが、その中にはプロボクシングの元東洋ジュニアフライ級チャンピオンのアポロ嘉男(度紀嘉男)さんの姿もあった。

■女性歌手3人が花を添えた

 発表会には中村秀香、野村真希、池上園美の関西で活動する女性歌手3人がゲスト出演した。

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写真・米沢(左から2人目)を囲むゲスト歌手たち

 中村は自らが資格を持つ認知症予防サポーターとして各地で健康体操を行う際にカバーしている「恋しゅうて」(石川さゆり)などを歌い、現役看護師として20年のキャリアも持つ野村はデビュー10周年記念曲として出した「悠久の古都」(21年)などを聴かせた。

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写真・中村秀香
野村真希 歌謡曲応援の会2024.04.jpg
写真・野村真希
池上園美 歌謡曲応援の会2024.04.jpg
写真・池上園美

 また池上は三味線を弾きながら都都逸を披露。6年前のデビュー曲「YUME NO RAN」最新曲「万華鏡」などを歌った。今月28日には毎月開催するラーク祭り「唄仲間の集い」を行うという。

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