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KOBE流行歌ライブ、神戸・舞子のあじさいホールに240人 三笠優子、三山ひろしなど5人が出演 [KOBE流行歌ライブ]

◆今回で67回目のKOBE流行歌ライブには、揃って初出演というキングレコードの三笠優子、日本クラウンの三山ひろし、コロムビアミュージックエンタテイメントの南かなこの3人のほか、地元神戸市在住で出演が10回を超えるというキングレコードの小野和子、大分県湯布市出身で九州を中心に活動しているウイングジャパンの大沢あすかの5人が顔をそろえた。

 デビュー33年目という三笠優子は、3月10日に誕生日を迎えたばかり。
 「夫婦舟」「夫婦川」「夫婦橋」の夫婦シリーズ3部作のほか、歌うたびに両親を思い出すという「母ごころ」、師匠の浪曲師松平国十郎の出世作を歌った「木曽恋い鴉」、そして新曲の「風の十三湊」の5曲を歌った。

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三笠優子

 「風の十三湊」では、夢にまで見たという「休みなしのキャンペーン」に忙殺される毎日に、「大ヒットした<夫婦舟>当時を上回る忙しさに幸せを感じている」と満足気だった。
 5月には青森県五所川原市にも行く予定だという。

 作曲家の中村典正に弟子入りし3年間の修行を経て、2009年6月3日にデビューしたばかりの三山ひろしは、デビュー曲の「人恋酒場」の販売枚数が15万枚を突破したといい、この日も「一生懸命に熱唱します」と元気いっぱいに歌っていた。

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三山ひろし

 3月3日にはカバーアルバム「歌い継ぐ!昭和の流行歌」を出した。ステージでは、その中から門脇陸男の「祝い舟」、三橋美智也の「哀愁列車」を聴かせてくれた。
 「子どもの頃から三橋美智也や春日八郎といった歌をラジカセで聴いて育った」というだけあって、中高年の観客からは拍手の連続だった。このほか「人恋酒場」のカップリング曲「望郷列車」も披露した。

 これからの抱負を聞かれて三山は「皆さんの心に響く歌を歌っていきたいし、ギターもいつか披露したい」と話していた。

 ブラジル出身の南かなこは、今年でデビュー8年目。父親と祖父母が60年前に神戸港から日本丸でブラジルへ移民。南はそこで生まれ、16年前に単身日本にやって来た。
 「神戸とブラジルは縁が深く、祖父母と父もこの神戸からブラジルのサントス港へ渡った」と南。
 08年発売の「愛愁ルンバ」は日系移民100周年を記念した楽曲で、日本語とポルトガル語の両方で歌った。

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南かなこ

 09年7月発売の「かもめ食堂」は、この世で一番さみしいことは、ひとりで今夜もかえること~お帰りなさい~お腹がすいたら帰っておいで~と、1人で日本で暮らす自分に重ね合わさる曲でもある。南は「お帰りなさいと言ってもらえる場所があることが羨ましいが、歌うと心が暖かくなる」と話していた。
 このほかデビュー曲の「居酒屋サンバ」「ふるさと帰行」「もくれん」を歌った。

 小野和子は、日高光路とのデュエットで3月24日発売の「全国温泉音頭 近畿温泉ひと巡り」を、司会者の牛尾淳さんとデュエットで披露した。近畿の温泉である有馬、城崎、湯村、岩滝、間人、おごと、白谷、白浜、勝浦を歌に盛り込んでいる。
 「全国温泉音頭 ~」は、全国7地区版が発売されるといい、このところ低迷気味の温泉地を盛り上げようと企画されたもので、「盆踊りでも歌っていただけます」と小野。

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小野和子
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大沢あすか

 大沢あすかは、2年前にデビューして今は全国キャンペーン中という。普段は九州で活動するが、神戸の後援会の推薦もあって出演が実現した。
 最新曲の「ほれたがり」などを歌った。

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 最後に出演者全員で恒例の「リンゴの唄 」を歌って幕を閉じた。



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空楽

ご訪問ありがとうございます。
by 空楽 (2010-03-19 12:52) 

シンシン。

ご訪問ありがとうございます。

by シンシン。 (2010-03-19 15:46) 

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