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高山厳(ライスミュージック)、大切な人への伝えたい言葉を歌った新曲「花手紙」 [新曲発表]

高山厳2.jpg◆今年の関西歌謡大賞の課題曲歌手に選ばれた高山厳 = 写真・左 = の最新曲「花手紙」の人気が高まっている。母への思いを込めた切ない歌が、聴くものの胸を打つ。先頃、大阪・十三のCDショップ恵比須堂本店が発表した関西歌謡大賞課題曲のヒットチャートによると「花手紙」(作詞・上田紅葉、作曲・都志見隆、編曲・信田かずお)は第7位にランキングされるなど、実力派歌手ぶりを見せてくれている。










 「花手紙」は、恋しい人へ出す絵手紙だ。
 その手紙をもう会うことが出来ない母へ出すのである。
 高山が17歳の時、40歳の若さで亡くなった母親への思いを綴る手紙でもある。生前に優しい声を掛けられなかったことを悔いて、伝えられなかった言葉を綴る。
 ピアノ演奏で始まる美しいメロディは、彼の母への思いの深さを感じさせてくれるし、淡い桜のイメージは儚い生命をも表している。
 そんな思いが聴く人の心に迫るのだろう。1992年の大ヒット曲「心凍らせて」の再来を感じさせる。

高山厳3.jpg


 桜が咲く頃、彼にとって忘れられない母との思い出がある。
 高校入学が決まって、高山は母と一緒に祖父の墓参りへ出かけている。
 「墓前で母は<入学したんよ>と、とてもうれしそうな顔をして語りかけていた。その時のことが、昨日のことのように思い出される」
 歌には、その時の情景はもちろん、言葉にならない母への思いが詰め込まれている。

 カップリングの「忘れません」(作詞・作曲高山厳、編曲・信田かずお)は、1975年のソロデビュー曲だ。ライブでピアノの弾き語りで聴かせていたが、評判が良く、今回、新たにピアノバージョンで収録した。
 これも胸の母への思いを語ったものだ。

高山厳1.jpg

 「花手紙」のプロモーションビデオは、曲中に登場する千鳥ケ淵などで撮影している。まだ桜の花には早い2月の寒い日に撮影が行われた。
 桜の花が咲き始めた3月23日、そのCDは発売された。
 そして4月、大阪・キタのライブハウス「アカソ」(旧バナナホール)でライブコンサートを開いて、「花手紙」を披露した。
 会場にはたくさんの地元ファンが詰めかけていたことは言うまでもないが、母への思いがたくさん詰まった土地での発表会には、一際感慨深そうだった。



[高山厳]
http://www.up-front-agency.co.jp/artist/takayama/


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