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神野美伽(キングレコード) 笠原章率いる劇団若獅子公演「王将」の再演で坂田三吉の妻と娘の2役 緒形幹太らと共演 [舞台]

◆新曲「桜みち」が好調の神野美伽が2011年11月1日、東京・日本橋の三越劇場で初日の幕を開けた劇団若獅子錦秋公演で、平成23年度(第66回)文化庁芸術祭参加公演・文化庁芸術祭協賛公演「王将~坂田三吉の生涯~」(作・演出=北條秀司)に特別出演し、坂田三吉の女房・小春と娘・玉江の一人2役を演じた。11月9日までの9日間にわたって全13回上演。


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 将棋棋士・坂田三吉が将棋の駒に命をかけた男の一代記「王将~坂田三吉の生涯~」は、2009年3月から4月にかけて全国9カ所で上演したものの再演。2008年10月に71歳で亡くなった緒形拳さんが所属していた劇団「新国劇」の流れをくむ笠原章率いる「劇団若獅子」が、緒形さんの当たり役だった同演目を故人の追悼公演したものを、今回、再び上演した。

 新国劇のスター、故辰巳柳太郎さんとその弟子・緒形拳さんの代表作で、緒形さんにとっては生前、長男・緒形幹太との共演の約束を果たせなかった思い出の作品でもある。

 初演に続いて再び出演依頼された神野は「歌を歌わず、お芝居だけという仕事は、一昨年のこの『王将』が初めてです。そのときは、『王将』の資料を手当たり次第に読み漁って、プレッシャーが大きくなってしんどかったんですけれど、今回は役を楽しみたいと思っています。将棋に賭けた男のドラマにとどまらず、家族愛、夫婦愛、兄弟愛も描かれているので、ぜひ多くの方に見ていただきたい」と話していた。


王将・出演者.jpg

 同劇団の代表で、坂田三吉役の笠原は「『王将』は、私がいた新国劇の名作中の名作で、先人たちの名演技のプレッシャーと毎日闘っています。師匠・辰巳柳太郎の十八番でした。神野さんにはお忙しい中、今回も出演していただくことになりました。楽屋は和気あいあい、舞台は厳しくやらせていただいています」と挨拶。

 前回に続いて三吉の弟子・森川役で出演の緒形幹太は「再演ですが、初演と思って一生懸命演じたい。将来はぜひ坂田三吉役をやってみたいです。父に怒られないように一生懸命演じたいと思います」と話していた。



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