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市川由紀乃(キングレコード)  心に残るうたに 新曲「流氷波止場」好スタート オリコン初登場1位 [インタビュー]

市川由紀乃1.jpg市川由紀乃の新曲「流氷波止場」が発売された2013年10月23日、市川は東京・町田のCDショップ鈴木楽器店にいた。新曲の歌唱キャンペーンである。その市川をたくさんの人たちが待ち構えている。イントロが流れ始めると、ワァ ~ッと大きな歓声がわき起こった。おや、今までの楽曲と少し様子が違う―。2010年の「女の潮路」から海峡をテーマにしたヒット作に続く今回の「流氷波止場」だが、何やら新しい演歌に挑戦している趣きさえある。インタビューでまず、それを市川に訊ねた。彼女は「インパクトのある楽曲をねらいました」と答えた。演歌では珍しいという ♪ 星のシャワーが 降り注ぐ ~ といった表現にもそれは現れていた。




市川由紀乃・流氷波止場ジャケット.jpg








 前作の「風の海峡」までと同じ海峡をテーマにしている。ところが今作は制作陣たちはひと捻りを加えた。
「昭和の流行歌はイントロを聴いただけで、歌がはっきりと判別できました。そんな印象度の強いイントロにして、鼻歌でも歌ってもらえるようなインパクトのある楽曲にしました」

 作詞は喜多條忠、作曲は幸耕平、編曲は竜崎孝路である。全員が初めて市川の楽曲を手がけるという人たちであった。
 「♪ わたし死んでも あの星たちは ~ に見られるような歌謡曲的な表現は、今までの私の作品には少なかったし、女性の心のうちをストレートに表現しています。それにメロディーが重なって、心に響いてきます」


流氷波止場・オリコン1位.jpg 作詞の喜多條は市川に次のようにアドバイスした。
 「この主人公は、草履を履いた足をどろどろにして、夜の波止場を着物姿でさまよい歩いている。それほどにあなたのことが好きでたまらなく、心を取り乱している。そういう女性の心情を表現するのだから、決してきれいに歌おうと思わないこと」
 そして作曲を担当した幸はレコーディングに先駆けて、市川のレッスンにたくさんの時間を費やしたという。

 その甲斐あって「流氷波止場」は、発売直後から多くの心をとらえた。
 「オリコン」誌の2013年11月4日付のチャート演歌TOP50では、見事1位にランクインした。市川にとって<オリコン初登場1位>はこのところ毎作のことであるが、前々作の「桟橋時雨」は14週連続でトップテンをキープしたほど。
 今作はそれを上回る記録を狙えるほど手応えが感じられる。



 初登場1位の知らせを受けた市川はレコード会社の関係者に「もう!! めちゃめちゃ嬉しいです。これからが大切 ♪ 頑張ってまいります」とメッセージを寄せており、インタビューでも「いかに長く上位をキープするかが大事でしょうね」となど語っていた。

発売日に店頭キャンペーン


 23日の「流氷波止場」の発売日には、東京都町田市の鈴木楽器店の店頭で歌唱キャンペーンを行っている。店内にはあふれるほどのファンが詰めかけ、熱い「由紀乃ちゃ~ん!」コールが飛び交う中、「流氷波止場」など5曲を熱唱した。
 会場では「デビュー20周年を迎えて第一歩の作品になるので、初心の気持ちでこの作品に挑んでおります」と、決意を披露した。

 今回、歌の舞台はタイトルからもわかるように流氷が見える北のオホーツク。それに併せて来年早々には北海道キャンペーンを行う予定だという。
 東京・有楽町のマリオンビジョンでは「流氷波止場」のプロモーションビデオが、15日まで流れている。



 カップリング曲には今年8月に出したアルバム「凛」に収録していた任侠演歌「命炎(いのちび)」をシングルカットした。前作までカップリング曲はいずれも歌謡曲系の楽曲が選ばれてきた。今回はガラッと変えた。
「違った面も見てほしいという気持ちがありました。堂々とした演歌で、うれしい組合わせでした」


 きょう市川は「流氷波止場」発売後初の関西キャンペーンを大阪府内でキャンペーンを行う。


[市川由紀乃 オフィシャルサイト]
http://www.primecorp.co.jp/artist/ichikawa.html
[市川由紀乃 キングレコード]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=13522




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