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道頓堀SUPER歌謡劇場  昭和歌謡のメッカにきょうも紙テープが舞った   叶、林に水木、塩乃、工藤の歌に<もりあげ隊>の声援

◆この日も会場いっぱいに出演者のオリジナル曲と懐かしい昭和の流行歌が流れた―。第6回道頓SUPER歌謡劇場は、2015年6月16日、レギュラーメンバーの叶麗子、林よしこ、ゲストの水木良、塩乃華織、工藤あやのたちが出演して行われた。会場の大阪・道頓堀のライブハウス、道頓堀ZAZAでは名物、の紙テープが飛び、イベントを応援する<もりあげ隊>が大きな声援を送っていた。

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「くしたんのテーマ~串揚げと通天閣と私」でオープニング

 昭和歌謡のメッカとまで言われるようになった道頓堀SUPER歌謡劇場は、昨年12月にスタートして今回で6回目を迎えている。レギュラーメンバーのほか、毎回多彩なゲストを迎えて観客を楽しませる。この日は客席に次回7月21日の公演に出演する平和勝次が姿を見せ、会場の雰囲気を味わっていた。

 オープニングは出演者全員で叶麗子の「くしたんのテーマ~串揚げと通天閣と私」を歌うのが恒例になっているが、歌い終わるとステージは早くも紙テープの山。場内は幕開けから熱気が充満していた。同劇場をプロデュースする作曲家で作詞家の中村泰士が、出演者を1人ひとりインタビューして紹介した。初めての紙テープに驚きの工藤は「アットホームな雰囲気がいいですね」と初道頓堀に感激していた。

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工藤あやの

 ステージでは工藤、塩乃、水木とゲストが順に歌った。
 先月に21歳になったばかりという工藤は「大阪すずめ」(永井みゆき)「ひまわり娘」(伊藤咲子)をカバーして、新曲<strong>「花咲く丘」披露。出身地の山形弁で「これからもめんこかってけろなぁ~」と呼びかけていた。
 塩乃は涼しげな白地に好きな黒色とカラフルな色の着物姿で現れ、色彩検定1級の腕前ぶりを発揮。「越冬つばめ」(森昌子)「波止場しぐれ」(石川さゆり)に次いで、キダ・タロー作曲の最新曲「夜更けのワルツ」をしっとりと歌った。「今月は初めての鹿児島コンサートも予定しています」とアピール。

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塩乃華織

 今までに芸名を4回変えたという水木は今年デビュー30年目のベテラン。昭和41年のミリオン作品「あの娘たずねて」(佐々木新一)「星影のワルツ」(千昌夫)をカバー。彼には珍しいという男歌の新曲「ダンチョネ別れ節」を聴かせた。「新曲の反応はすごくいいです」と顔をほころばせた。

水木良・道頓堀.jpg
水木良

叶の「さだめ」人気再び


 この回のレギュラーメンバーは叶と林のふたり。レインボー姉妹のデュオで「恋する女は七色仮面」をリリースしているが、この日はお預け。
 林は島津ゆたかとのデュエット「いい男いい女」で大ヒット、以来20年間休業していたが道頓堀SUPER歌謡劇場に再起をかけている。ややハスキーな声で「天使の誘惑」(黛ジュン)を歌い、オリジナルの最新曲「春を抱いて眠りたい」「ほっこり酒場」を披露。兵庫県川西市で営業するカラオケ喫茶店もちゃんと宣伝していた。

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叶麗子(左)と林よしこ

 通天閣歌謡劇場からのファンを数多く持つ叶は同劇場のメイン。紙テープが飛び交う中、お馴染みの通天閣のミニチュアを頭に載せてデビュー曲「通天閣人情」と、ステージに倒れ込む熱演がうりの「さだめ」を歌った。「さだめ」はこのほどCDを再プレスするなど、人気が再燃しているという。
 カバー曲は所属する徳間ジャパンコミュニケーションズでは同期という森若里子の「浮草情話」と菊池彰子の「星の流れに」を熱唱した。

林よしこ・道頓堀.jpg
叶麗子・道頓堀・さだめ.jpg

 また中村も「かえり船」(田端義夫)と「心のこり」(細川たかし)を聴かせると、会場からは大きな拍手が。ラストは出演者全員で「北酒場」を歌った。

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中村泰士

 道頓堀SUPER劇場は7月から、1日3回公演に移行する。入場料も今までの1500円から2000円にして、3回通しチケットは5000円。同21日には叶、林のほか平和勝次、浅田あつこ、木下結子、おおい大輔、歌謡女子じゅくぜん果実が出演する。

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7月21日からは1日3回公演



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