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レーモンド松屋(ユニバーサルミュージック) 「クラブジェールのママ」 4曲入りデラックスシングル 人気のフォークロック系歌謡曲 [インタビュー]

レーモンド松屋2.jpg◆ユニバーサルミュージックの歌手、レーモンド松屋「クラブジェールのママ」(2018年10月24日リリース)は4曲入り。表題曲とカップリングの「大切なもの」と共に新曲だが、これと同時に収録されたのはライブで人気の高い「サンセットラブ」「ローリングストーン」は、共に初めてCD化したというデラックスなシングルである。当初は初めてのミニアルバムを考えていたというが、アルバムなら添付されない譜面を付けてのファンサービスが好評だ。



レーモンド松屋・クラブジェールのママ.jpg










 まずタイトルを思いついたんですー。
 レーモンド松屋は前作から自らを<大人の恋の吟遊詩人>を名乗るシンガーソングライターであり、今作も収録曲4作すべてを彼が作詞・作曲を行なっている。
 クラブシェールのママの虜になってもう2年、もうそろそろ1人占めさせてほしい ー 。メイン曲の「クラブシェールのママ」で、主人公は呟く。

 歌詞はお洒落なクラブを思わせる。
 さぞかしレーモンドもクラブ通いを、と思いきや・・・。
 「クラブという所へは松山で2度行ったきりですが、その時のイメージが(曲作りに)役に立っています。皆さんが遊びに行かれるクラブのママさんをイメージして歌ってもらえると良いんじゃないのかな」
 登場するクラブもママも架空のものだという。

レーモンド松屋.jpg

 自ら感じたこと、インスピレーションを大切にしたインパクトある曲作りは今も昔も同じである。
 1番に登場するのは和服姿のママ、2番にはドレスである。それぞれ違ったママをイメージして物語の面白さを演出する。
 「楽しく歌える歌です。歌全体が色っぽくて、ライブで歌うと皆さんも楽しんでくれていて、いい感じです」

 レーモンドの中にはベンチャーズ、フォーク、ニューミュージック、さらにはロックもあれば演歌もある。
 「僕の体の中にはこれらさまざまな音楽のエッセンスが詰まっている」
 かつての映画の看板をイメージして描いてもらった、というジャケットは、自分と同じ世代の人たちが歌いたい曲作りの象徴のようでもある。彼のインディーズ時代から一貫した音楽に向き合う姿勢に変わりはない。

■心のままに旅する

 カップリングの「大切なもの」は、1昨年末から約40日間の入院生活を経験して、人生にとって最も大切なことを考えさせられた自身の心の想いを書いた。
 2番の歌詞 ♪ がむしゃらに生きてみても 見えない物もある 〜
 は、ゆっくりと心のままに生きるのもいいのかな、と60代を転機に考えを改めた自分を表している。

 レーモンドらしい1曲である。





[レーモンド松屋 オフィシャルサイト]
http://raymondm.com/
[レーモンド松屋 ユニバーサルミュージック]
https://www.universal-music.co.jp/raymond-matsuya/







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