市川由紀乃（キングレコード）、１５００枚の直筆サイン入りポスターを岩手・宮古市のファンにプレゼント

◆キングレコードの歌手、市川由紀乃が、新型コロナウイルスの影響で中止になったコンサートを楽しみにしていた岩手県宮古市の人たちに「ほんのひと時でも明るく、元気になってくださるのでは・・・」と、２０２０年４月２５日、直筆のサインを書き入れた１５００枚のポスターを送った。


サインを書き入れたポスターを前に立つ市川由紀乃


　新たに撮影したポスターに、東京・文京区のキングレコードＹＦビルで、少しでも早い新型コロナウイルスの終息を願いながらサインを書いた市川由紀乃は、岩手県宮古市の同市文化会館で４月５日にコンサートの開催を予定していた。

　市川は、２０１１年の東北大震災の後、復興支援イベントやコンサートなどで、被災地のひとつである宮古市を訪問したことがきっかけで、昨年９月に山本正徳宮古市長から「宮古市復興親善大使」に任命されるなど、同市と深いつながりを作っていた。
　さらに同１０月には、地元ファンからの熱烈な後押しもあって、復興応援歌「三陸宮古音頭／宮古魚介づくし」を歌い、ＣＤも同１０月２５日に発売している。

　コンサートの中では、地元の有志たちによる踊りを交えながら、「三陸宮古音頭」などを披露して、同市復興につなげていこうと計画していた。

　ところが新型コロナウイルス感染抑止のため、コンサートは中止になってしまったことから、市川は「公演を楽しみにしていた人たちや、以前から応援してくれている地元の人たちのために何かできないだろうか」と、直筆サイン入りポスターのプレゼントを思いついた。

　ポスター１枚１枚に、同市の復興を願いながらサインを書いた市川は、外出自粛が求められる中で、ここ２カ月間ほど人前で歌うこともなく、自主レッスンに励んむばかりであるが「サインを書くうちに、ますます宮古に行きたいという気持ちが強くなりました。でも今は、この大変な状況を皆さんと一緒に乗り越え、新型コロナウイルスが終息した時点で、宮古の皆さんとお会いするのを楽しみにしています」と話していた。

　この日のサイン入れの模様は、５月上旬に市川由紀乃の公式ＹｏｕＴｕｂｅチャンネル「由紀乃結晶」で配信される予定である。


［市川由紀乃 オフィシャルサイト］
http://ichikawayukino.com/
［市川由紀乃 キングレコード］
https://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=13522