吉幾三と自身のトリュビュートアルバム「幾三フェスティバル」を歌う4人が大阪発流行歌ライブにやって来た [ライブ]
◆ 「酒よ」「雪國」などのヒット曲で知られ、今年デビュー50周年を迎えている歌手吉幾三(徳間ジャパンコミュニケーションズ)が出演した301回目の大阪発流行歌ライブが、2022年11月16日、大阪・心斎橋のライブハウス、BIGCATで開かれた。今年7月に発売された「吉幾三トリュビュートアルバム 幾三フェスティバル」の収録曲を歌っている、同じレコード会社の後輩歌手4人も出演するという超豪華なスペシャルバージョンだけに、用意された200の客席はほぼ満席。吉は「家に帰って寝る時間もないほどに、一生懸命に仕事をしてきました」と、50年を振り返った。
エンディングで出演者全員で「泪・・・止めて」を歌う
中央が吉幾三
開催28年目で301回目を迎えた大阪発流行歌ライブと吉幾三、同じレコード会社の後輩歌手たちとのコラボライブ。
50周年を迎えた吉が今年出した4枚目のアルバム「幾三フェスティバル」は、ヒット曲11曲が収録されており、いずれも後輩歌手の9人がカバーしている。この日、ライブにやって来たのは吉のほか、9人のうち野中さおり、黒川真一朗、こおり健太、吉永加世子の4人。
吉は4人の後輩歌手からの質問に答えるトークコーナーで、芸名の由来を聞かれると「デビュー当時の山岡英二の名前は、ヤンマーディーゼルのCMソングを歌っていたことから、社長の名字とロータリーエンジンのエンジンから取った」もの。今の吉幾三はレッツゴー(よし、行くぞー)が語源であることを明かし「当初半年は覆面歌手で通していました」と笑わせていた。
トークコーナーでは後輩歌手から矢継ぎ早に質問が
また先ごろ今年の出場歌手が発表されたばかりのNHK紅白歌合戦については、「出たい歌手が集まって抽選にしたらいいと思う」と、妙案をブチ上げた。
1973年にデビューしている吉は、これまでに400曲強にもなる作品をリリースしてきている。自身の歌唱コーナーではその中から「酒よ」と新曲「頼り頼られ・・・」の2曲を聴かせた。
新曲は、人はひとりでは生きていけないし、いつも誰かに守られているという自らの想いを唄ったもので、50周年を記念した楽曲である。
新曲「頼り頼られ・・・」を歌う吉幾三
ライブではまた、後輩歌手の4人がトリュビュートアルバムに収録している作品を歌唱。アルバムで「情炎」をカバーした野中は「先輩の作品の中でも大好きな歌のひとつですが、今回、アレンジも変えて自分の歌として唄いました」と話して、それを聴かせた。
また黒川は「かあさんへ」を、こおりは「哀のブルース」吉永は「海峡」を、それぞれ収録曲を唄った。
野中さおり
最新曲コーナーでは、来年がデビュー35周年の野中が今年3月に発売した「雪すみれ」を唄うと、来年デビュー20周年を迎える黒川は2月にリリースした「東京演歌」を唄って「来年1月には新曲『大阪演歌』を出します」と報告していた。
黒川真一朗
こおりは、故木下龍太郎の詞を預かっていたという作曲家の大谷明裕が曲を書いた9月発売の新曲「忘れ針」を唄った。
吉永は34年前にテレサ・テンのために書かれていたが、メロディーとアレンジをそのままに、歌詞をすべて書き直して6月に出した「サヨナラTOKYO」を披露した。
こおり健太
吉永加世子
ライブの最後に吉は「若い連中(歌手)に力を貸して下さい」と、この日共演した野中さおり・黒川真一朗・こおり健太・吉永加世子の4人の歌手への応援を求めていた。
※写真・記事の無断使用は固くお断りします。
[大阪発流行歌ライブ]
http://hayariutalive.com/index.html
[徳間ジャパンコミュニケーションズ]
https://www.tkma.co.jp/
エンディングで出演者全員で「泪・・・止めて」を歌う
中央が吉幾三
開催28年目で301回目を迎えた大阪発流行歌ライブと吉幾三、同じレコード会社の後輩歌手たちとのコラボライブ。
50周年を迎えた吉が今年出した4枚目のアルバム「幾三フェスティバル」は、ヒット曲11曲が収録されており、いずれも後輩歌手の9人がカバーしている。この日、ライブにやって来たのは吉のほか、9人のうち野中さおり、黒川真一朗、こおり健太、吉永加世子の4人。
吉は4人の後輩歌手からの質問に答えるトークコーナーで、芸名の由来を聞かれると「デビュー当時の山岡英二の名前は、ヤンマーディーゼルのCMソングを歌っていたことから、社長の名字とロータリーエンジンのエンジンから取った」もの。今の吉幾三はレッツゴー(よし、行くぞー)が語源であることを明かし「当初半年は覆面歌手で通していました」と笑わせていた。
トークコーナーでは後輩歌手から矢継ぎ早に質問が
また先ごろ今年の出場歌手が発表されたばかりのNHK紅白歌合戦については、「出たい歌手が集まって抽選にしたらいいと思う」と、妙案をブチ上げた。
1973年にデビューしている吉は、これまでに400曲強にもなる作品をリリースしてきている。自身の歌唱コーナーではその中から「酒よ」と新曲「頼り頼られ・・・」の2曲を聴かせた。
新曲は、人はひとりでは生きていけないし、いつも誰かに守られているという自らの想いを唄ったもので、50周年を記念した楽曲である。
新曲「頼り頼られ・・・」を歌う吉幾三
ライブではまた、後輩歌手の4人がトリュビュートアルバムに収録している作品を歌唱。アルバムで「情炎」をカバーした野中は「先輩の作品の中でも大好きな歌のひとつですが、今回、アレンジも変えて自分の歌として唄いました」と話して、それを聴かせた。
また黒川は「かあさんへ」を、こおりは「哀のブルース」吉永は「海峡」を、それぞれ収録曲を唄った。
野中さおり
最新曲コーナーでは、来年がデビュー35周年の野中が今年3月に発売した「雪すみれ」を唄うと、来年デビュー20周年を迎える黒川は2月にリリースした「東京演歌」を唄って「来年1月には新曲『大阪演歌』を出します」と報告していた。
黒川真一朗
こおりは、故木下龍太郎の詞を預かっていたという作曲家の大谷明裕が曲を書いた9月発売の新曲「忘れ針」を唄った。
吉永は34年前にテレサ・テンのために書かれていたが、メロディーとアレンジをそのままに、歌詞をすべて書き直して6月に出した「サヨナラTOKYO」を披露した。
こおり健太
吉永加世子
ライブの最後に吉は「若い連中(歌手)に力を貸して下さい」と、この日共演した野中さおり・黒川真一朗・こおり健太・吉永加世子の4人の歌手への応援を求めていた。
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