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羽山みずき、10枚目のシングル「恋春花」 デビュー10年目に向けてのステップにしたい [インタビュー]

◆元出羽三山の巫女で歌手の羽山みずき(日本クラウン)が2024年1月17日、デビュー10枚目のシングル「恋春花(こいしゅんか)」をリリースした。この日、大阪・心斎橋のライブハウス、BIG CATで開かれた第315回大阪発流行歌ライブで披露した。愛おしい人と添えない切ない女心を歌う。流れる胡弓の音色が哀愁感を誘う。来年の10周年に向けてのステップにしたい、と新曲への意気込みを見せる。


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写真・10年目への意欲を見せる羽山みずき


 歌手デビューのために上京する際、ほら貝と神棚をキャリーバッグに詰めて来ましたー。
 高校を卒業してデビューするまでは巫女を務めていた羽山らしい、歌手への荷物であった。今でもマンションにある神棚には水と米、塩のお供えは欠かさず、毎日手を合わす。

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 「日本人の心の原点ですから。(手を合わせる事で)何かに迷った時には気付かせてもらえる事があります。今まで歌手を続けて来られたのも、神様に守られているのかもしれません」
 デビュー9年目の自らをこう振り返っている。

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写真・大阪流行歌ライブで歌う羽山みずき

 17日に発売した新曲「恋春花」は、今までの羽山みずきのイメージを変えた、初めて歌う曲調だという。
 しかも「違和感なく自然体で歌える作品でもあります。切ない曲ですが、哀しくなり過ぎないように気をつけて歌っています」という歌唱からは、タイトルイメージ通りに綺麗で優しさを感じさせる。

 「メロディといい胡弓の音色など、すごく好きな楽曲です。愛する曲に出会えて幸せです」

 羽山が歌ってきた多くの歌が、聴く人の心を癒してくれている。それを色にたとえると、ふわぁとしたパステルカラーのようである。
 新曲発売日の前日には京都・大阪の2会場でキャンペーンを行なった。会場では「お客さんがすごく盛り上げてくれて、いいスタートが切れました」と羽山。

■2月には初の生バンドライブ

 羽山は1月1日夕刻、特急列車で帰省途中であったが、JR新潟駅で能登半島大地震に遭遇した。乗っていた列車は止まり、山形・鶴岡市の実家から車で迎えに来てもらうまでの約6時間、津波を避けるために駅のホームの待合室で座り続けていた。

 そんな2014年の幕開けであったが、今年は「10周年に向けていいスタートを切りたい」と、まず2月4日には東京都内で初めて生バンドの演奏でライブを開くという。

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写真・生バンドでフォークをカバーする
 
 ワンマンで約1時間半の枠で目下、構成を考えているところである。歌唱するのはほぼカバー曲である。
 「フォークソングやJポップスなど色んなジャンルの歌を取り入れたい」
 中には大好きな「22才の別れ」(伊勢正三)「悲しくてやりきれない」(ザ・フォーク・クルセダーズ)など彼女らしい選曲も考えている。

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 「自分の思う事に正直に、周りの人のアドバイスにも耳を傾けながら進んで行きたい」
 羽山はきっぱりと言い切った。

 新曲発売日となった1月17日は奇しくも、関西人にとっては忘れる事が出来ない、29年前の阪神淡路大震災が起こった日であった。
 当時3歳であった羽山にとってはほとんど記憶がないというが、この日に優しいメロディの新曲「恋春花」を出したことは忘れられない1曲になるはずである。


動画・新曲「恋春花」をアピールする羽山みずき

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[羽山みずき オフィシャルサイト]
https://ameblo.jp/hayama-mizuki/
[羽山みずき 日本クラウン]
https://www.crownrecord.co.jp/s/c01/artist/hayama/news?ima=2238 








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