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デビュー25周年記念ツアー KANA‘s Living Room 大阪でファイナル公演 「御堂筋線音頭」も披露 [ライブ]

◆去年9月に東京・新宿の赤城神社で行った新曲「ラストシーン」のヒット祈願を皮切りに全国5ヶ所で行ってきた歌手KANAデビュー25周年記念ツアー KANA‘s Living Roomのファイナル公演が、2024年1月28日、大阪・淀屋橋の朝日生命ホールで開かれた。「ラストシーン」や人気曲「ナイアガラ」など16曲を歌った。CD未収録ながら、実兄の小林宏和作詞・作曲の「御堂筋線音頭」「FBにいいね!がつかなくて」の2曲も披露した。

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写真・ツアーファイナル公演を終えたKANA


 「楽しい事、悲しいこと色んなことがあった25年でした。これも皆さんのお陰です。その感謝の気持ち込めて歌います」
 編曲家の佐藤和豊が弾くピアノに合わせて、オープニングで新曲「ラストシーン」を聴かせたKANAはこう挨拶して、客席に降りて「時間よ止まれ」「愛なんて、シャバダバだ」を歌い、1人ひとりのファンの顔を確かめるかのようにラウンドした。

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写真・リラックスムードいっぱいなファイナルライブ

 大阪でのKANA‘s Living Roomは、東京・新宿からスタートして福岡、仙台などを経て6ヶ所目の会場。
 KANAはもちろん、彼女の作品を数多くてがける作曲家で所属事務所の社長でもある小林にとって大阪は、ふる里と言っても良いくらい大好きな町。

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写真・応援陣の女性たちと一緒に「黒ユリの女」

 その町で彼女を支える女性応援陣がミュージックビデオに出演したという「黒ユリの女」では、ステージに彼女たちを上げての歌唱。
 70年代のテイストを盛り込んだというこの楽曲、「コロナ下でキャンペーンも出来なかった」(KANA)が、その鬱憤を晴らすかのような一幕であった。

■大好き大阪のご当地ソング

 大阪・関西大好き、おまけにお酒も大好きという2人だけに、思い入れも強い。今までにも「大和路線音頭」「近鉄線音頭」といったオリジナル曲を作っていてきた。

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写真・面白い事と大阪の町が大好きなマリオに扮した小林 右はKANA

 今回も小林が作詞・作曲した「御堂筋線音頭」を披露した。♪ 御〜堂 御〜堂
筋 筋 〜 と歌うそれは、江坂から中もずまでの駅名が登場する。2人がよく出没するという大阪市阿倍野区の西田辺も出てくるなど、コテコテでコミカルなご当地ソングである。

 もう1曲の「FBにいいね!がつかなくて」とともに「アルバムの片隅にでも入れられると、いいね!」とKANA。
 
 パワフルな歌とジョークの連発はKANAのライブの楽しみのひとつでもある。そんな彼女の真骨頂を見せたのはアンコールでの「そんじょそこらの女」「ナイアガラ」の2曲。

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写真・パワフルKANAは健在

 会場を埋め尽くしたファンの多くが立ち上がって、右腕を突き上げての大歓声の中でKANAが歌うと、もうそこは最高の盛り上がりを見せた。
 そのエンディング曲を歌い終わったら、祭りの後のような虚脱感さえ感じるほどであった。

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写真・テンション上げて歌っていきたい

 ツアーファイナルを終えたKANAは「25周年といってもこれからが勝負です。肩肘を張らずに楽しいことやテンションを上げることを見つけて歌っていきたい」と話していた。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[KANA オフィシャルサイト]
http://pre-pro.co.jp/talent/kana/
[KANA テイチクエンタテインメント]
https://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/kana/








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