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恋文を書いていますかー。芝居と手話ダンスの公演 広島の歌手・尾本喜代美が三越劇場で女優に初挑戦 [舞台公演]

◆宛先の分からない夫への恋文を書き続けて亡くなってしまった母親。娘はその父親探しを始めるー。「恋文」(監修石井ふく子、脚本さらだたまこ、演出宗田梁市・山辺コリコ)はこんなストーリーである。

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写真・尾本喜代美さん(左)と一緒に出演するFMはつかいちの太田典子さん


 2024年2月17、18の両日、東京・日本橋の三越本店本館6階の三越劇場で行われるNPO法人劇団はーとふるはんど(東京都渋谷区)による公演である。1部が芝居、2部は歌と手話ダンスのショータイムである。

 これに広島を拠点に活動する歌手で、広島県廿日市市のFMはつかいちの番組「歌って、七コロン日、ノリ陽気」でパーソナリティもする尾本喜代美さんが出演する。
 1部の芝居では旅人の役。「初の女優体験です。台詞もたくさんあります」と、来週に迫った公演に胸をふくらませる。

 芝居は1980年代が舞台。トラックドライバーの男性との恋に落ちた、食堂で働く女性は彼と結婚して女の子をもうけるが、夫は会社の倒産に遭い、借金、その返済のためにドライバーとして再就職するが挫折して失踪してしまう。

 そんな中、連絡先がわからない夫に出せない手紙を書き続けた彼女は、病気で亡くなってしまう。
 大人になった残された女の子が父親を探し始める。「最後はハッピーエンドという話です」(尾本)といった内容である。

 「私を応援してくれている人の紹介で、劇団を主宰する山辺ユリコさんにラジオの番組に出演してもらいました。その時に聴いてもらった、私の歌「おひさま」を気に入ってもらって、明るくてテンポが刻みやすく、歌詞も前向きで、はーとふるはんどの手話ダンスにピッタリかな、と思われたのが出演につながったんです。監修を担当した石井ふく子さんにも気に入ってもらいました」

 FMはつかいちのラジオ番組で一緒にパーソナリティを務める大田典子さんも、尾本さんと共に芝居とダンスに出演するという。

 出演は水澤心吾、山本みどり、渡辺陽子、一谷伸江、清水よし子をはじめ、歌手の二見颯ーも。

 2部の歌と手話ダンスのハートフルショーは、尾本さんたちのラジオ番組の公開生放送のように進行していく。


[尾本喜代美 FMはつかいち]
[劇団はーとふるはんど]








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