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作詞家になれるかな 大阪芸大生が作詞してシンガーソングライター歌う UTADAMAコンサート [コンサート]

◆作詞家としての力量と音楽コンテンツ作りを社会に評価してもらおう―。
 大阪芸術大学の学生たちが作詞した歌にプロのシンガーソングライターたちが曲を付けて歌う「UTADAMAコンサート」が、このほど大阪・千日前のTORII HALLで開かれた。学生に混じって、在阪の放送局のプロデューサーや新聞社の音楽担当記者などが曲に耳を傾けていた。

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コンサートの内容を説明する浦岡さん(右)

 作詞をしたのはコンサートのプロデューサーを担当した浦岡志帆さんたち11人。大阪芸術大学芸術計画学科で作詞家のもず唱平さんが教える音楽産業コンテンツの創出という講義の一環として始まったコンサートで、今回で3回目。

 コンサートに先立ってあいさつした浦岡さんは「初の学外での催しで、社会評価を確かめることを目的にしています。厳しい言葉が投げかけられ、次回につなげていきたい」と、前回よりもパワーアップしたというコンサートに自信を見せていた。

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ババロアテンダー
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Shang
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QU-E

 歌を担当したのは2006年の「ザ・ストリートミュージシャングランプリ」でグランプリを受賞し、07年7月に浪花レーベル「シュライカー」からプロデビューしている久ぼたなお子、今年の「ザ・ミュージシャングランプリOSAKA」で準グランプリを獲得したユニットのババロアテンダー、同大学の卒業生で03年に結成したデュオユニットのQU-E、それに07年から活動しているというトリオバンドのShangなど。

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「鬼さんこちら」を披露するMAYUMI

 ゲストには、もずさんの門下生で日本クラウンのMAYUMIも出演し、最新曲の「鬼さんこちら」(作詞・もず唱平、作曲・杉本眞人)を歌い、学生たちに「次の世代のリーダーになるのではないか」とエールを送っていた。

久ぼたなお子
久ぼた.jpg◆オープニングで久ぼたが、同大芸術計画学科3回生の田畑綾子さん作詞の「さくら約束」を歌ったのに続いて、全部で14曲が披露された。

 「愛することをやめないで」(山田真翔さん作詞)などを歌ったババロアテンダーは「古風なしぶい詞があるなど、どのように曲を付けるといいのかを考えて作った」と、作曲の苦心談を披露していた。

 また久ぼたは歌い終わって「どれも共感できる詞でした。自分自身にとって刺激になったし、貴重な体験をさせてもらった」と感想を語っていた。

 もずさんは「音楽コンテンツを作るのに、どんな手法と経験が必要なのかを学生たちに学んでもらった。同時に著作権を得るということについてもコンサートなどを通して体得してもらうことにしている」と話している。




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