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瀬口侑希(日本クラウン)、新曲「三春の桜」 切なく、ドラマチックに春を待つ女を歌う [インタビュー]

瀬口侑希.jpg瀬口侑希 = 写真・左 = が、デビュー4作目の「女優」(2002年作品)を手がけた女性作詞家、田久保真見に8年ぶりに書いてもらったという新曲「三春の桜」(10年12月8日発売、作曲・徳久広司、編曲・石倉重信)で、春を待って耐える女性を歌っている。

 「女優」はスケール感のある楽曲だった。それに対して、今回の「三春の桜」は、しっとりとしたメロディーが歌詞に花を咲かせ、晴れやかな早春を感じさせている。
 歌では、岐阜県の淡墨桜、山梨県の神代桜と並んで日本三大桜と言われる福島県田村郡三春町の樹齢1000年になる<三春滝桜>が、今作のもうひとつの主人公である。






 1000年も昔から雪に埋もれながら誰かかを待っているように見える、その桜木に心の痛みに耐えながら春を待ち続ける健気な女を、桜花のような「穏やかな詞」で重ね合わせている。

 桜木は6、7階建のビルと同じぐらいの高さがあるという巨木だ。三春の町では梅と桃、桜がほぼ同時期に咲くと言われ、毎年、人口1万8000人の町には桜の季節になると全国から30万人もの観光客が訪れるという。

 瀬口は新曲の発売に合わせて、地元の町役場や観光協会を訪ねている。桜が咲くにはかなり早かったが「桜の木を見て、歌に登場する女性の深い想いが伝わってくるようでした」と、その印象を語っている。
 桜の歌を歌うのは初めてだが、「切ない女性の心を春を待つ桜にたとえて歌った」という。

 「女性ならではの感性が歌詞のあちらこちらに見られる」と瀬口。
 それを最初は切なさをたっぷり感じさせ、徐々に盛り上げていくドラマチックに歌いあげる。
 それがカラオケファンにとっては溜まらないのかもしれない。発売直後からチャートは上位をキープしている。





 新曲発売後は東海地区でのキャンペーンに続いて、関西でキャンペーンをこなした。今月後半は北海道・札幌、北見などへ出向き、1月30日には三春町で新曲発表会を開く。  「きれいな三春の町で桜の歌を歌えるのが楽しみです」と瀬口。
 また2月4日にはNHKの「ごきげん歌謡笑劇団」に出演する。今回で4度目で里見浩太朗、伍代夏子、山川豊などと共演している。残念ながら歌唱はないが、収録会場ではオンエア分の前に歌ったという。


◆今年はデビュー12年目に入る。
 「歌手としてはもちろんですが、人間としても成長できるよう、第一線で活躍されている方々から刺激を受けることで、上を目指していきたいです」
 テレビで共演している綾小路きみまろはもちろん、多くのコンサートに触れることで刺激を受け、それをパワーに変えたいという。

 発売間もない「三春の桜」に全力投球していくが、「日舞を身につけるなど、歌のステージに生かして、歌のヒットにつなげていくたいです」と、意欲満々である。



[瀬口侑希]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/seguchi/whats.html
[瀬口侑希の公式ブログ]
http://blog.goo.ne.jp/seguchi515





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