千葉一夫（キングレコード） 新曲「絆酒」 あなたのそばにいる大切な人に贈る歌として人気上昇中

◆今年デビュー32年目になる千葉一夫 ＝ 写真・右 ＝ の「絆酒」が絶好調だ。「小夜しぐれ」「みれん舟」と２曲続いた女唄から、今作は明るい曲調の男唄である。このところ人と人の＜絆＞が大切なキーワードになっているが、この曲は長年寄り添ってきた夫婦の絆を歌ったもので、おのろけ演歌と言ってもいいくらいの、ほんわかとした雰囲気がただよう明るい曲だ。




人気上昇中の「絆酒」

　2011年３月23日のＣＤ発売後、店頭では順調に売り上げを伸ばしている。カラオケに入ると、すぐに歌い始めたという人も、あちらこちらで増えているという。
　それもこの曲が「歌いやすくて覚えやすいから」（千葉）からだろう。男唄だけに男性が好んで歌っているというが、女性の“チバちゃん”ファンも負けじとばかりに声をあげている。

　「夫婦や恋人であっても、なかなか口には出して言えないのが、相手への感謝の気持ちです。そんな思いが歌詞に綴られています。歌ならば、お互いに素直に＜ありがとう＞と言えますよね。大切な人に語りかけるように歌ってほしいです」

　東日本大震災といった未曽有の災害を体験した後だけに、今ほど＜絆＞が求められている時はないかもしれない。
　千葉も「あらためて＜絆＞の大切さを感じます」と話している。
　その絆にも、親子の絆もあれば、兄弟、友だち、恋人、そして夫婦といった具合に、いろんな人たちの間に存在する。

　この歌が発売早々から人気が高いのも、人それぞれのいろんな＜絆＞を聴く人が頭に描いているからかもしれない。それがまた、女性に人気の“チバちゃん”が歌うのだから、売れないはずがない。

　先日、大阪府富田林市と神戸市内のＣＤショップで行った店頭キャンペーンでも、千葉が「そばにいる大事な人へ伝えるように、にっこりと笑顔で歌いましょう」と呼びかけると、集まったたくさんのファンたちも「♪ 苦労させたな 泣かせたな ～ 」と、千葉と一緒に歌って感謝の気持ちを表していた。






　この曲は男唄だが「女性に歌ってもらうのもいいですね。川中美幸さんの＜二輪草＞が後にデュエットになったように、＜絆酒＞も男女で歌ってもらってもおもしろいと思いますよ」と千葉。

　このところ千葉の歌の売れ行きが好調なのも、こうしたファンとの＜絆＞を強めているからなのかもしれない。




キャンペーンのもよう：神戸・六甲道のCDショップベスト（上）、大阪・富田林市のダイエー富田林店と専門店街（下）


◆５月23日には東京・六本木で、新曲にちなんだ「夫婦カラオケ発表会」を予定している。夫婦であっても＜微妙な関係＞であっても男女ペアであれば参加して、ステージから大切に思っている人に、「絆酒」のカラオケで＜感謝＞を贈ってもらおうというものだ。
　ただし応募が多いと、抽選で選ばれた35組70人に限定される。
　
　参加者の中でベスト夫婦（男女ペア）賞に選ばれると、ラジオ日本の番組「夏木ゆたかホッと歌謡曲熱唱！麻布台劇場」で千葉との生デュエット出演できるというから、ファンにはたまらない企画である。「絆酒」に応募要領が同梱されている。
　応募の締め切りは４月25日で間近だか、千葉は「いろんな夫婦（？）の人たちに参加してもらいたいので、たくさんの応募を待っています」と話している。

　また６月３日には、４月26日にグランドオープンする大阪・阿倍野の商業施設アベノQsMALL（キューズモール）にあるライブハウス・ROCK TOWNで行われる「第１回あべの歌のステーション」に出演する。



［千葉一夫 オフィシャル・ホームページ］
http://www.a8k.jp/chiba_fc/

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