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夏木綾子(キングレコード) 好調! 新曲「寒椿」 切ない女心をとらえた楽曲と評判  新しい夏木を魅せるカップリング [インタビュー]

夏木綾子2.jpg◆「初めて聴いてすぐに歌いたくなり、CDショップへ買いに走りました」
 キングレコードから2011年9月21日に発売された夏木綾子の新曲「寒椿」は、ファンの間で評判が高い。2005年の「あじさい雨情」から<花>をテーマにした楽曲が多いが、今作は前作の「雪花挽歌」(11年1月)に続く<冬の花>シリーズ第2弾。歌いやすく、チャート誌でも上位をキープするなど出足は好調だ。






寒椿.jpg




 今までの楽曲よりもファンの反応が早い。
 「歌詞が素敵ですねと言っていただいたり、皆さん主人公の女性になりきって歌っておられるようです」
 男性と別れる前に最後の旅に出かけた主人公。 ♪ 朝よ... 来ないで... ~ という女心の切なさ、優しさが全編に散りばめられている。



 「皆さん自分ではない女になり切ってカラオケを歌うのが楽しいようです。私も主人公は素敵な女性だと思います。とくに3番の♪ 春を知らずに 散ってゆく ~ のフレーズは儚さが感じられて好きですね」

 冬の花の寒椿は春を見ずに散っていく。春の陽光を全身に浴びて咲く桜花とは正反対の花でもある。そんな姿を女性に重ね合わせているところが、人気につながっているようだ。

 発売翌日から北海道・札幌キャンペーンを始め、東京、名古屋などを経て神戸、大阪へとやって来た。これからは九州へも予定するなど、新曲が発売されるたびに全国キャンペーンは恒例になっている。




 カップリング曲は「愛の蜃気楼」。メイン曲にしたかったというほど本人もお気に入りのボサノバ調の歌謡曲で、ダンスミュージック仕立てだ。
 民謡とジャズ以外はこなしてきたという夏木だけあって、彼女の歌を多く手がける岸本健介氏は「この曲によって芸域の広さを見せてくれています」と話している。

 「私が歌っていると言わずに聴いてもらうと、誰が歌っているのか分からないという人は多いんですよ」

 自然と身体を動かしダンスを始める人も多い。夏木もステージでは「着物ですからお行儀よく踊っています」と、いつもの演歌とは違った雰囲気だ。
 デビューしてからしばらく<ど演歌>と言われるがんばり演歌を歌ってきた。2000年に出した「越冬譜」を機に歌のスタイルが少し変わった。
 「女性の王道演歌の路線に変わりましたが、力を抑えて歌う難しさを初めて教えられました」

愛される歌を伝えていきたい


 来年でデビュー20周年を迎える。
 それだけに「寒椿」は「大切な楽曲」と位置付けるなど、夏木自身も椿の花のように赤く燃えている。衣装の帯の柄もメラメラと燃え上がる炎をモチーフにしている。
 「いつまでも愛される歌を歌っていき、いい作品を世の中に伝えることができると幸せです」

 10月5日にはアルバム「夏木綾子全曲集」(16曲収録)を出している。演歌あり、バラードありの夏木の魅力を詰め込んだ作品集だ。



[夏木綾子 オフィシャル ウェブ サイト]
http://natsukiayako.net/index.html
[夏木綾子 キングレコード]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=10421


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