あさみちゆき(テイチクエンタテインメント) デビュー10周年 4月23日には記念のコンサートとフォトブック出版 記念曲「新橋二丁目七番地」は靴磨きの老女を歌って話題に [インタビュー]
◆あさみちゆきが、2012年4月23日でデビュー10周年を迎える。山口県から上京して井の頭公園でストリートライブをしている時、スカウトされてプロ歌手に。10年を記念して3月7日には13枚目のシングルCDを出したのに続いて、4月23日には初めてのフォトブック「あした」(マガジンランド)を出版し、東京・渋谷公会堂で記念コンサート「あさみちゆきコンサート あさみのうた」を開く。
新曲は「新橋二丁目七番地」。
東京のJR新橋駅前にあるSL広場の住所をタイトルにした。そこで40歳から40年間、靴磨きをする中村幸子さん(80歳)が主人公である。離婚やがんとの闘いなど、波乱万丈の人生を送ってきた女性だという。そんな中で5人の子ども育てた。
「人の幸せを見るのが私のしあわせなのよ」という中村さんは、靴を磨きにやって来る客には何があっても「大丈夫」と言って元気にする。
「この大丈夫を聞きたくて、わざわざ来るサラリーマンの方たちもいらっしゃるようです」とあさみ。
あさみは、新曲が発売される前に東京新聞社の記者を通じて中村さんと会って「この曲はヒットするよ。大丈夫だよ」と太鼓判を押してもらっている。
靴磨きをするその場所には、あさみのCDジャケットも貼って応援する。昨年には娘さんを伴って、京・中野サンプラザでのコンサートに出かけている。
「おばあちゃんに会って、人は人にパワーを与えられることを肌で感じました。これからは、私の歌に<大丈夫>の思いを乗せて歌って、大丈夫の言葉をもらいたい人たちに届けたい」
10周年を飾る記念日の4月23日。
渋谷公会堂でコンサートを開く。デビュー曲から最新曲まですべてを歌うほか、カバー曲や自作したオリジナル曲も披露するという。
その会場で新たに披露されるものがもう一つある。この日に発売されるフォトブック「あした」(マガジンランド)である。
沖縄・竹富島であさみが撮影した写真に、学校や海、駅などふる里・山口の思い出を綴ったオリジナルのエッセイ、それに井の頭公園にいる亀から見た人間たちをテーマに創作したショートストーリーを添える。
マガジンランドが発行するカラオケ雑誌で1年間に渡って連載したものに、新たに書き足した。
「上京してから歌い続けてきた井の頭公園では、今のようにたくさんのお客さんに集まっていただく前には、亀や鳥、木々たちなどが、私の歌を聴いてくれるお客さんだったはずです。そうした思いを込めて書きました」
記念すべき10周年、あっという間に過ぎた10年だったという。
今はラジオのパーソナリティも務め、デビュー前から続ける東京・井の頭公園でのストリートライブでは、500人もの人たちを前に歌ってしゃべる。
そんなあさみも、最初は人と話しをするのも怖くてオドオドしていた。
何が変わったのか。
もともと歌が好きだったということもあるが「歌うことで聴いてくれる人たちに、自分の思いを伝えたい、という気持ちが何時の間にか人見知りをなくした」ようだ。
「でも、私は一度にふたつのことができないんです(笑)。ステージでチューニングしている時はギターに集中してしまって、その間は話が止まってしまいます」
そんな時に助けてくれるのは観客だ。話しかけて緊張を解し、会話が途切れなようにしてくれるという。
10周年の目標は、と聞くと「何かを始めるスタートラインにすることです」と答えた。
まず、何を始める?
「まだ内緒です」
照れ臭そうに笑った。
靴磨きをやってみれば?
「いいですね。中村のおばあちゃんを見習って、1日靴磨き屋さんをやってみたいですね」
売上は東日本大震災の被災地へ贈りたいという。
[あさみちゆき オフィシャルサイト]
http://www.chiyuki.jp/
[あさみちゆき テイチクエンタテインメント]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/chiyuki/
新曲は「新橋二丁目七番地」。
東京のJR新橋駅前にあるSL広場の住所をタイトルにした。そこで40歳から40年間、靴磨きをする中村幸子さん(80歳)が主人公である。離婚やがんとの闘いなど、波乱万丈の人生を送ってきた女性だという。そんな中で5人の子ども育てた。
「人の幸せを見るのが私のしあわせなのよ」という中村さんは、靴を磨きにやって来る客には何があっても「大丈夫」と言って元気にする。
「この大丈夫を聞きたくて、わざわざ来るサラリーマンの方たちもいらっしゃるようです」とあさみ。
あさみは、新曲が発売される前に東京新聞社の記者を通じて中村さんと会って「この曲はヒットするよ。大丈夫だよ」と太鼓判を押してもらっている。
靴磨きをするその場所には、あさみのCDジャケットも貼って応援する。昨年には娘さんを伴って、京・中野サンプラザでのコンサートに出かけている。
「おばあちゃんに会って、人は人にパワーを与えられることを肌で感じました。これからは、私の歌に<大丈夫>の思いを乗せて歌って、大丈夫の言葉をもらいたい人たちに届けたい」
10周年を飾る記念日の4月23日。
渋谷公会堂でコンサートを開く。デビュー曲から最新曲まですべてを歌うほか、カバー曲や自作したオリジナル曲も披露するという。
その会場で新たに披露されるものがもう一つある。この日に発売されるフォトブック「あした」(マガジンランド)である。
沖縄・竹富島であさみが撮影した写真に、学校や海、駅などふる里・山口の思い出を綴ったオリジナルのエッセイ、それに井の頭公園にいる亀から見た人間たちをテーマに創作したショートストーリーを添える。
マガジンランドが発行するカラオケ雑誌で1年間に渡って連載したものに、新たに書き足した。
「上京してから歌い続けてきた井の頭公園では、今のようにたくさんのお客さんに集まっていただく前には、亀や鳥、木々たちなどが、私の歌を聴いてくれるお客さんだったはずです。そうした思いを込めて書きました」
記念すべき10周年、あっという間に過ぎた10年だったという。
今はラジオのパーソナリティも務め、デビュー前から続ける東京・井の頭公園でのストリートライブでは、500人もの人たちを前に歌ってしゃべる。
そんなあさみも、最初は人と話しをするのも怖くてオドオドしていた。
何が変わったのか。
もともと歌が好きだったということもあるが「歌うことで聴いてくれる人たちに、自分の思いを伝えたい、という気持ちが何時の間にか人見知りをなくした」ようだ。
「でも、私は一度にふたつのことができないんです(笑)。ステージでチューニングしている時はギターに集中してしまって、その間は話が止まってしまいます」
そんな時に助けてくれるのは観客だ。話しかけて緊張を解し、会話が途切れなようにしてくれるという。
10周年の目標は、と聞くと「何かを始めるスタートラインにすることです」と答えた。
まず、何を始める?
「まだ内緒です」
照れ臭そうに笑った。
靴磨きをやってみれば?
「いいですね。中村のおばあちゃんを見習って、1日靴磨き屋さんをやってみたいですね」
売上は東日本大震災の被災地へ贈りたいという。
[あさみちゆき オフィシャルサイト]
http://www.chiyuki.jp/
[あさみちゆき テイチクエンタテインメント]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/chiyuki/
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