WOWOW 大阪で映画のもうひとつの主人公の料理を作るイベント 男女24人が参加

◆映画に登場する料理のレシピをストーリーとともに紹介して、実際に作ってもらい、映画への興味を高めてもらう、WOWOWが、2012年３月28日、大阪市中央区平野町にある大阪ガスのクッキングスクール淀屋橋で行った。

　「映画の一皿」がそれ。
　ウェブサイトやプログラムガイドで募集した人たちの中から、抽選で選ばれた24人が集まった。父と息子や夫婦、女性の友だちどうしなど、さまざまな人たちが用意されたレシピに挑戦した。




　作ったのは、映画「恋するナポリタン～世界で一番おいしい愛され方～」のもうひとつの主人公として＜出演＞したズッパ・ディ・マーレと、「食べて。祈って、恋をして」に登場する鶏肉のラグーパッパルデッレ、さらに「洋菓子店コアンドル」という日本映画に出てくる、文字通りフルーツがいっぱいのったフルーツタルト。

　いずれ映画もこれから放映されるものばかりで「恋する～」は４月９日、「食べて。～」は４月12日、「洋菓子店～」は４月14日に予定されている。



　ズッパ・ディ・マーレは白身魚、オマールエビ、あさりといった魚介とトマトベースのスープ煮。鶏肉のラグーパッパルデッレは白ワインで煮たミートソースを軽くかけたパスタ料理。これに玉ねぎ、セロリ、にんじんを鶏肉とともにオリーブオイルで炒め、白ワインを加え、塩こしょうをしたもの。
　フルーツタルトはデザートとして作った。

　すでに下ごしらえは済ました食材が用意されており、担当者から映画の話しなどを聴いてから、４つのグループに分かれて実際の調理を始めた。

　参加した男性は「映画の中でここまで料理に注目することはありませんでした」と初めての体験を楽しんでいた。
　また、女友達と一緒に参加したという女性は「日頃作らないメニューばかりで、次回も参加したい」と話し、父親と一緒に調理した男性は「上手くできましたよ。美味しいです」と満足気だった。

　イベントは初めて大阪で開かれた。
WOWOWでは、今後も第２弾、第３弾と開催したいようで、WOWOWへの加入にもつなげていきたい、としている。

　映画に登場する料理のレシピを提供する「映画の一皿」は、iPhoneとiPad、それに１週間前からアンドロイド端末用も配信しているモバイル端末専用アプリ。
すでに８万を超すダウンロードがあるといい、人気アプリになっているという。

　WOWOWは、料理以外にも映画に登場するクラシック音楽を体験するコンサートイベントも実施している。
こちらは東京だけのイベントだが、映画の中で音楽が登場するシーンを見たり、実際に音楽を聴いて映画への興味を高めてもらっているという。


［WOWOW］
http://www.wowow.co.jp/
［映画の一皿　App Store］
http://itunes.apple.com/jp/app/ying-huano-yi-min/id452963969?mt=8

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