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市川由紀乃(キングレコード) 1年5か月ぶりの新曲「風の海峡」 きょう発売 7月には大阪で20周年記念イベントも [インタビュー]

市川由紀乃.jpg◆前作「桟橋時雨」が8万枚を超える販売枚数を記録した市川由紀乃が、2013年2月27日、新曲「風の海峡」を発売した。前作同様に切ない恋に胸をこがす女性を歌っている。

 今回の主人公の相手にはもう1人の女性がいるという、市川にとって初めて挑戦する複雑な恋歌である。作詞は麻こよみ。麻作品は、市川がキングに移籍してからは前々作「女の潮路」以来の2作目。女性の恐い一面が描かれている。女性作詞家ならではの作品だ。市川は、これを今夏迎えるデビュー20周年を飾るヒット曲にしたいと意気込む。








 前作「桟橋時雨」を1年5か月も歌い続けた。「素敵な楽曲だったので長く歌う喜びは大きかった」と市川。その甲斐あってか、オリコンの演歌・歌謡曲チャートで14週連続してトップテンに入るなど、大健闘した。
 ファンの間では、年末のNHK紅白歌合戦への初出場を期待する声も自然と高まったが願いかなわず、今年再度挑戦することになった。

市川由紀乃・風の海峡.jpg 新曲「風の海峡」は、市川の作品の中で数多い海峡ものである。出せば5万枚は売る安定したヒットメーカーであるが、2000年に出した「海峡氷雨」では24万枚を、市場環境が変わった06年でも「海峡出船」は8万枚といった数字を出している。
 こうしたことから自然と海峡は、市川の代名詞のようになった。1人で静かに海辺を歩く切ない女性を描く演歌とは違う、心の内に激しさを秘めた女性が、市川の海峡もののイメージなのだ。

 「私を海峡とダブらせて思ってもらえるとうれしいです」

 ところが「風の海峡」では、激しい気持ちを抑えて歌っている。「女の潮路」以来、曲を担当している岡千秋は、気合いを入れて歌い込もうとしていた市川に「決して強く歌わないで、押さえて」と、助言したという。
 それによってこそ、もう1人の女性に走った男性への想いを表現できるというのである。♪ 幸せですか あの女と ~ という歌詞こそ、主人公の心理を的確に表現したところなのだ。

 「去った男性には幸せになってほしくはない、という女性ならではの恐い一面を感じます」


夏には大阪でも20周年記念イベント



 市川は1993年に「おんなの祭り」でテイチクからデビューしている。そこから数えて20年である。
 「17歳でデビューして、途中休業したり、いろんな出会いをもらったりで、密度の濃い20年でした」
 仕事の成人式を迎える今年、7月26日には大阪で、8月には東京で、ファンへの感謝イベントを開く予定だ。

 今回また、CDとカセットテープのパッケージの中に、テレカサイズの市川由紀乃フォトカードを封入している。写真は5種類があり、CDをたくさん買えば5種類すべてを集められる可能性もあるという仕組みである。

 新曲「風の海峡」が発売日のきょう、市川は東京・浅草のCDショップ浅草ヨーロー堂で、午後1時から歌唱キャンペーンを行う。大阪では3月上旬に予定しているという。


[市川由紀乃 ウェブサイト]
http://www.primecorp.co.jp/talent/artist/ichikawa_yukino.html
[市川由紀乃 キングレコード]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=13522




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