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菊地まどか(テイチクエンタテインメント)  和歌山市で「海山千里の道を行く」のカップリング曲「七転八起」への想いを語る  きょう紀美野町で歌を披露 [新曲発表]

◆和歌山県在住の作詞家水本忠男さんが、貧しい中で苦労しながら子どもを育てた母親の姿を書いた歌「七転八起」を地元からヒットさせよう、と和歌山市内のCDショップ経営者の呼びかけで、2013年6月1日、それを唄う歌手、菊地まどからが集まり、和歌山県立図書館文化情報センターで歌への熱い想いを語った。きょう2日は午後2時から、和歌山県紀美野町の文化ホール(500席)で、町民らに菊地が歌を披露する。


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「七転八起」を語る菊地まどか

 「七転八起」は、菊地が今年1月に出した「海山千里の道を行く」のカップリング曲として収録されている。同紀美野町在住で「紀の川慕情」(多岐川舞子)なども手がけた水本さんが母親の想い出を盛り込んで書いた。県内の地名が登場するほか、生まれ育った熊野で子どもの頃に見た赤とんぼが飛ぶ紀州の風景が郷愁を誘う。

 この日は菊地と水本さんのほか、作曲を担当した西村幸輔さん、プロデュースをしたオフィス・サイド・ビーの社長境弘邦さんが顔を揃えた。

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左から作曲家の西村幸輔さん、菊地、作詞家水本忠男さん、プロデューサー境弘邦さん

 いい作品になったと自信を見せる水本さんは「4歳で父親が亡くなり、片親ということへの周囲からの冷たい視線や、鍋底をなめるような貧乏も体験しましたが、それにも耐えて行商をしながら、たくましく私たち兄弟を育ててくれた母の姿を思い返して書きました」と作品を紹介。
 レコーディングに立ち会った時には「これが世の中に出ていくのかと思うと感動がこみ上げてきました」とも。

 歌は作曲の西村さんが「浪曲師菊地まどかの一番いいところが出るように、浪曲の味を盛り込みました」と話すように、♪ 野良着姿の 母の顔 ~  や  ♪ 夕げ支度の 母の顔 ~  と逞しい母親の姿が浮かんできそうな説得力ある菊地の歌いは、まさに浪曲師としての真骨頂といったところ。

 また境さんは「イジメや東日本大震災など辛いことが多い世の中ですが、強くてたくましい生きてほしいといったメッセージを届けたくて作りました」と、制作の動機を披露した。


菊地1.jpg 浪曲師だった菊地が演歌歌手としてデビューしたのは2010年。「七転八起」を収録した「海山千里の道を行く」は5枚目のCDとなる作品。
 デビュー当時から元気印が看板の菊地は「この歌で、前向きに明日もがんばろうという<元気>を発信出来たらと思っています」と話していた。

 菊地にとって和歌山は<幸運の地>。
 西日本民謡大会で初めて優勝したのがこの和歌山市で、知事賞を獲得したという。それだけに「七転八起を頂いた時には、幸運の紅い糸を手繰り寄せたように感じました。広くたくさんの人たちに聞いて頂きたいです」と、歌への想いを話していた。






「七転八起」を歌う菊地まどか


[菊地まどか オフィシャルサイト]
http://kikuchi-madoka.jp/
[菊地まどか テイチクエンタテインメント]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/kikuchi-madoka/





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