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クミコ(日本コロムビア) 大阪でもコンサート「サヨナラをあげる」 歌謡曲、シャンソン全19曲を歌う 移籍後初のツアー [コンサート]

クミコ2.jpg◆今年5月にエイベックスから日本コロムビアに移籍したクミコのコンサート「サヨナラをあげる」が、2013年7月27日、大阪市北区の梅田芸術劇場シアタードラマシティーで開かれ、約900席の会場はたくさんの女性たちで満席。1部は移籍後に出した「サヨナラをあげる / 懺悔の小窓(C / W)」など歌謡曲、2部はシャンソンで構成して全19曲を歌った。アンコール2曲目の「サヨナラをあげる」をカラオケバージョンで歌ったほかは、すべて生バンドの演奏で、本人の楽しいトークを交えての約2時間だった。


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 ニューシングル「サヨナラをあげる」の発売を記念したクミコ コンサートツアー 2013は、6月1日の東京を皮切りに、名古屋、大阪を巡回し、きょうの北海道札幌市の道新ホールで締めくくる。

 シャンソン歌手としてデビューしたクミコだが、シャンソンはもちろんのことオリジナルの歌謡曲や戦前戦後の日本と世界の歌謡曲、ポピュラーソングも数多く歌う。
 この日も1部は、オープニングに守屋浩の「ぼくは泣いちっち」を歌い、日本初のデュエット曲と言われている「煙草屋の娘」、島倉千代子のデビュー曲「からたち日記」、西田佐知子の「アカシアの雨が止むとき」、美空ひばりの「歌は我が命」などといった具合に、懐かしい歌謡曲をクミコバージョンにアレンジして披露した。

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 以前から、レパートリーにこうした歌謡曲を数多く加えていた彼女だが、11年の東日本大震災で宮城県石巻市で被災後、何度も被災地を訪ねて歌ううたちに演歌・歌謡曲の力の大きさを再認識したという。
 今回、10年在籍したエイベックスから日本コロムビアへの移籍も「農村、山村、漁村でシャンソンを歌うよりも歌謡曲の方が、より多くの人たちの心をとらえることから、シャンソンとともにあらゆるジャンルを歌っていくことにした」(クミコ)ため。
 その第1弾は失恋をテーマにした大人の女性のバラード「サヨナラをあげる」と、カップリング曲の軽快なラテン調リズムに乗った「懺悔の小窓」と、カラオケ愛好家にも馴染みやすい楽曲を揃えた。

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 カラオケ教室でのキャンペーンや歌唱指導といった、30年に及ぶ長い歌手活動の中でも初めての体験もしている。異空間での歌唱では「サントワマミー」や「ろくでなし」などスタンダードなシャンソンも披露するが、中心はやはり新曲の「サヨナラをあげる」など歌謡曲。
 コンサート終了後のCD購入者へのサイン会、ツーショット撮影会で、1人ひとりへの丁寧なファンサービスには、人懐っこい大阪人の気質さえ感じさせた。クミコも「カラオケ教室・喫茶店でのキャンペーンは初めてですが面白いですね。楽しみが増えました」と笑ってみせいた。

 コンサートの2部はシャンソンで構成。7月10日にはエイベックスからアルバム「クミコ シャンソンベスト」(全16曲)を発売している。その中から最新の「先生のオルガン」「別れの詩」や、「愛の讃歌」「水に流して」「幽霊」といった人気楽曲の最新ヴォーカルなど8曲を歌った。
 新収録のひとつ「先生のオルガン」は、長崎県佐世保市出身のシャンソン歌手で訳詞家の古賀力さんが小学校6年のときの佐世保大空襲の体験をもとに作詞したもの。「祈り」などで命の尊さを歌うクミコが、新たに生きることの大切さを歌い継いでいる。

 クミコの「サヨナラをあげる」は、今年の第30回関西歌謡大賞のカラオケコンクールの課題曲にも選ばれており、10月3日には兵庫県尼崎市のあましんアルカイックホールでの同スターパレードにも出演する。

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[クミコ オフィシャルサイト]
http://www.puerta-ds.com/kumiko/
[クミコ 日本コロムビア]
http://columbia.jp/artist-info/kumiko/



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