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北山たけし(テイチクエンタテインメント) 有明海をテーマに歌った新曲「有明海」 さまざまな涙を流した海 [インタビュー]

北山たけし.jpg◆デビュー11年目に突入した北山たけしが、2014年4月23日、ふる里福岡・柳川ともほど近く、幼少時には父親と歌の練習に励んだ有明海をテーマに歌った16作目の新曲「有明海」(作詞・田久保真見、作曲・弦哲也、編曲・前田俊明)を出した。有明海を歌いたい、と3年越しの願いを叶え「絶対ヒットにつなげたい」と、意欲をみせる。9月から来年1月にかけて東京、大阪、福岡で師匠北島三郎の座長公演に初めて共演する。初共演で初芝居の北山は「人の絆や人情をたくさんの人に感じてもらいた」と話している。







 北山が歌手を夢に描く前、まだ4歳の頃から8年間、週に1回、父親に連れられて有明海の岸から遠くへ声を届かせる練習をさせられたという。潮風で喉を鍛えさせようという父親ならではの発声練習だった。どういうわけかうさぎ跳びも交えていたが、子どもの北山には「嫌で嫌でたまらない」奇妙な特訓でもあった。

 16歳で歌手になりたいと心に決め、21歳で上京するまで、目指す目標に思うように進まない苛立ちなど、有明海にはたくさんの涙を流してきたという。
 その海も今は「元気をもらって来るところ」だという。


有明海.jpg そうした思いを作詞家の田久保真見に電話で話して「有明海」は出来上がった。北山はその3年前から有明海を歌いたい、とレコード会社のディレクターたちに申し入れていたという。それが今回ようやく実現したのだ。
 歌いやすいメロディは、カラオケ愛好家にも受け入れられやすいという。

 「3年越しの思いがようやく叶ってうれしいですね。反面、ヒットにつなげなければいけないといった責任がのしかかって来たようです。でもこの歌を聴いて、歌って、ふる里の海を知ってほしいです」

 カップリングの「海鳴り慕情」(作詞・田久保真見、作曲・弦哲也、編曲・前田俊明)は、極めて北山らしい楽曲という声もあって、これをメイン曲に推す人たちもいた。しかし北山の強い要望で現状に落ち着いた。

 今年は師匠の北島三郎が1ヶ月の長期座長公演を行う。9月の東京・明治座、11月の大阪・新歌舞伎座、来年1月の福岡・博多座の3ヶ所で予定しており、長期の座長公演としてはこれが最後だという。北山はこれに、国定忠治のいちばんの子分、板割浅太郎役で初めて出演する。初芝居、初共演だという。

 先日東京で行った制作記者発表で北島は「北山が一番心配」と話していたが、北山自身は「不安と心配はありますが、親子の絆、ししょうとの絆などを人情味いっぱいの芝居で感じ取ってもらえればうれしいです」と、話している。

 いずれは「座長公演もやれるビッグな歌手になりたい」と北山。
 北島の肩の荷物を軽くできるように、大きな歌手になりたいとも。そのためにも「後世に歌い継がれるヒット、名曲を出すこと」を目指す。


[北山たけし オフィシャルサイト]
http://www.kitajima-music.co.jp/takeshi/
[北山たけし テイチクエンタテインメント]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/kitayama/




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