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角川博(キングレコード) 新曲「夜泣き鳥」 売行き好調 さらりと歌う可愛い女性 [インタビュー]

角川博.jpg◆女唄の新境地を開いている角川博「夜泣き鳥」が好調だ。5月21日発売以来、オリコン誌のランキングでも1位を最高に上位を維持、8月11日付の順位では11位といった具合で、演歌ファンの心をしっかりとつかんでいる。今までのネットリとした角川特有の歌唱は消えて、さらりと客観的な歌唱表現がより多くのファンを獲得しているようにも思える。愛飲する中国茶で「余分な油を取り除いて適度に喉の引っかかりを作ってくれる」のが、歌の表現を高めるのにつながっているようでもある。


夜泣き鳥.jpg








 記者と同い年の角川に真っ先に聞いてみた。
 「還暦を迎えて歌に変化は見らけますか」
 特に意識はしないという。ただし「正しい音程と滑舌を良く丁寧に発音する」ことで歌が届くように心がけてはいるそうだ。とにかく<音楽>だから、歌を楽しんで聴いてもらうことが一番大切にしているという。

 キングレコードには北川裕二、池田輝郎と同じ1953(昭和28)年生まれの<キング花のニッパチ組>がいる。いずれも活躍中の歌手だが、そうした存在も知らず知らずのうちに「励みになっている」ようだ。

 新曲「夜泣き鳥」を歌う角川の声は若い。
 しかもかつて角川演歌の特徴とも思えた粘っこい歌唱は消え、さらりと歌い流しているかのように聴こえる。
 「常に自分の後ろに若くて可愛い女性がいるイメージを描いて歌うようにしています」
それが歌に若さを与えてくれている。
 さらには「口の中で一度声を響かせて、それから出すように心がけている」のが声の若さの秘訣で、さらりとした歌唱につながっている。



 さらりとした歌唱は今までの失敗、成功の繰り返しの中から生まれてきた経験値によるものだという。
歌の中に入り込まない客観的に歌うことが、今の歌唱を生み出している。
 「どちらかというと演歌は歌詞はドロドロとして、歌はジトジトとしているでしょう。それをそのまま表現すると聴きづらくなります。ニコッと微笑むような感覚で、さらっと表現することで丁度いい塩梅になるんです」

 「人生遠回りしてきたように思う。でもその方がいいのじゃないだろうか」
 今は夫婦二人三脚で運営する事務所も順調で、カップリング曲の歌詞にあめ ♪ ふたりで生きたいめおと路 ~ を地で行くようでもある。


 ところでカップリング曲は「めおと路」
 作詞と作曲を手掛けたのは東京・目黒の創業40年になるパン屋さんリヨン メルシーの創業者吉田勉さん。
 ここのパン屋さんの一番人気はカレーぱんだが、三番目に入っているのがあんパン。あんこ好き、どら焼きが好きという角川にはたまらないのだが「決して甘党でもない」そうなのだ。


[角川博 オフィシャルサイト]
http://ameblo.jp/06hiroshikadokawa/
[角川博 キングレコード]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=13635



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