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永井みゆき、初めて歌う通天閣・・・「大阪恋あかり」で目指す「大阪すずめ」超 ! 渡辺要は「望郷月夜酒」を震災の被災地への応援歌として熱唱  第140回KOBE流行歌ライブ [ライブ]

◆テイチクエンタテインメントの永井みゆきが2016年4月に出した新曲「鳴り砂の女」のカップリング曲「大阪恋あかり」で初めて、大阪・ミナミのランドマークでもある通天閣を歌っている。同5月19日、神戸・新開地で開かれた第140回KOBE流行歌ライブでメイン曲の「鳴り砂--」とともに披露した。デビュー曲でいきなりヒットした「大阪すずめ」に勝るとも劣らない楽曲に本人もヒットへの期待を込めて歌った。日本クラウンの渡辺要は先の熊本地震をはじめ東日本大震災など被災地を応援する想いを込めて「望郷月夜酒」を披露した。


 デビュー25年目を迎えている永井みゆき「鳴り砂の女」は初めて挑む三連メロディーの旅情演歌で、北陸・能登の日本海を舞台に歌う。KOBE流行歌ライブのステージでも25年間の想いを胸に歌っていた。
 注目したいのがカップリングの「大阪恋あかり」。デビュー曲で彼女の最大の代表曲でもある「大阪すずめ」(1992年)以来、何曲か大阪ものを歌ってきたが、今回ほどそれを超えることを強くイメージした楽曲はなかったようだ。

永井みゆき.jpg
永井みゆき

 彼女の数ある大阪もの演歌の中でも、今作は初めて通天閣を登場させている。大阪・ミナミも道頓堀あたりまでは良く歌詞に登場するが、通天閣は珍しい。3番の歌詞に出てくる通天閣は25年を迎えた永井本人を応援するかのように ♪ 通天閣まで みんなを励ますわ ~ と歌う。
 歌い出しの ♪ 桜ヒラヒラ ~ 美味しいとお道化る ~ は「吉本興業の宮川大助が桜の花を食べて『美味しい』と言っているようなイメージで」といったう注文通りに歌う、可愛らしく幸せいっぱいな様子を演じて見せる。

 「大阪すずめ」を超える手応えのメイン曲でも十分な楽曲を歌う永井には自信が感じられた。

■胸に迫る渡辺要の「望郷月夜酒」

 この日、渡辺要は最新曲の「王将物語」と併せて「望郷月夜酒」(2011年)を歌った。ふるさとをしみじみと想い出しながらひとり手酌で酒を飲む男の歌である。これは彼の「歌手道」20周年記念曲で、東日本大震災の被災地を励ます応援歌としても歌ってきた。

渡辺要.jpg
渡辺要

 無事か 達者かョ- 愛しの妻子 ~ などと歌って、離れ離れになってしまった妻子を想って歌うのは、被災者にとっては胸に迫ってくる。先頃は熊本、大分でも大きな地震でたくさんの人たちが被害を受けていることから、渡辺は「この歌を再度歌うことで元気を蘇らせてほしい」と熱唱した。


 KOBE流行歌ライブには今回、このほかにもキム・ランヒ上川しほも出演。それぞれ「うそ・・・(どっちもどっち)」「志摩半島」の新曲を披露した。


[永井みゆき オフィシャルサイト]
http://teichiku-music.co.jp/artist/nagai/
[渡辺要 オフィシャルサイト]
http://www.kaname8739.com/index.html



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