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第162回KOBE流行歌ライブ、岩出和也・HANZO・モングン・竹村こずえの4人が出演 [ライブ]

◆初めて揃いの3人を含む4人が出演した第162回KOBE流行歌ライブは、久しぶりに200人を超える大入り満員で、2018年3月29日、神戸・新開地のKAVCホールで開かれた。出演したのはKAVCホール初出演の岩出和也(キングレコード)流行歌ライブは神戸・大阪ともに初めてのHANZO(テイチクエンタテインメント)KOBE流行歌初お目見えのモングン(日本クラウン)そして去年8月以来の出演となった竹村こずえ(同)。岩出は真っ白な衣装に黒のサングラス姿で集まった人たちを驚かせていた。

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第162回KOBE流行歌ライブの出演者たち


 岩出和也は2度目の「東京陽炎」を歌い終わると、かけていたサングラスを外して客席に向かって投げて、ロック風の演歌を盛り上げた。このところ彼のステージでは定番のパフォーマンスだが、神戸では初披露だった。もちろんファンの関心を引いたが、客席からは〈サングラスを取って素顔を見せて〉のコールも。

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岩出和也

 この日、披露した新曲「咲いてみないか もう一度」は、彼ならではの〈やすらぎ演歌〉の流れを汲んでおり、今年2月にリリースして以来、オリコンの演歌チャートで20位以内をずっと維持し続けて目下絶好調。


 HANZOはテイチク移籍第1弾で今年1月に出した「東京ダンシングナイト」とカップリング「眠りつく・・まで」など5曲を披露した。初出演だけに多くが興味津々。島根県出身だが「小学2年まで一時期、加古川に住んでいました」と、兵庫県とは馴染みがあるという。

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HANZO

 自ら作詞・作曲をするシンガーソングライター。この日披露した「東京 ー 」をはじめ神話の国・出雲を歌った「スサノオ 〜愛の神 〜 」なども自身の作品。4月29日には京セラドーム大阪でのオリックス・ソフトバンク戦で国歌を歌う。


 モングンは韓国出身で12年前に来日している演歌歌手。その間「全国を巡って歌をPRしてきたが、未だ夢半ば」と、三重県を拠点に各地で歌い続けている。この日は2月に出した「黒の漁歌」そのカップリング「赤い枯葉」と、クラウン移籍したのは2011年に出した第1弾「生きてる限り」も披露した。

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モングン

 彼の芸名は「平和になる」といった意味がある。民謡と演歌を歌っていた韓国時代から使ってきたという。同じ韓国出身で先輩歌手であるチョー・ヨンピルが歌って大ヒットした「釜山港に帰れ」も歌ってみせた。


 竹村こずえは2014年にデビューした若手。3人の子供を抱える10トントラックドライバーから歌手に転身。3月21日に出した「十六夜月の女恋歌」は6枚目のシングルになる。ライブではカップリングの「こんなふうに」デビュー曲「能登の海鳴り」など、合わせて5曲を歌った。

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竹村こずえ

 大型トラックを運転していたとは思えない小さな身体から出る声は大迫力。テレビのカラオケ番組に備えて、カラオケボックスで7時間にも渡る自主トレを行っているが、その際に「顎関節症になってしまった」といったエピソードも披露していた。







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