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木下結子(日本クラウン)  7月4日リリースの新曲「おはじき」を披露   大阪・千日前で「Chu-Chu-Live」 [ライブ]

木下結子6.jpg◆日本クラウンの歌手、木下結子が2018年7月4日に発売する新曲「おはじき」をいち早く披露した自身の定期ライブ「Chu-Chu-LIVE」を、5月24日、大阪・千日前のカラオケ夢想歌で開いた。新曲「おはじき」とカップリング曲の「チャオプラヤ川」をはじめ最新曲の「マリーゴールドの恋」などオリジナル曲やカバー曲を含む全10曲を歌った。恒例のギタリストの井上善日居によるギター独奏のコーナーでは「ひばりの佐渡情話」を聴かせた。








 「おはじき」は作詞が高畠じゅん子、作曲が杉本眞人、編曲は矢田部正。木下はこれを歌って「今まで私が歌ってきた中でもまったくなかった、新しい楽曲です。とても賑やかな曲調で、はじき飛ばされてしまった女性の歌です。さて、吉と出るか凶と出るか」と、今から発売を楽しみにしているところを感じさせていた。

 一方の「チャオプラヤ川」は、タイのバンコクを流れる最も大きなチャオプラヤ川を舞台に歌った「世界平和を願う内容」(木下)である。作品は高畠じゅん子作詞、小杉仁三作曲、矢田部正編曲。

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井上善日居のギター演奏で歌う木下結子

 今年の夏至の6月21日から11日目にあたる7月2日は半夏生(はんげしょう)と呼ばれる。農家ではちょうど田植えが終わることである。木下はその半夏生と同名曲を「愛は海」(2015年)のカップリングとして収録している。母ひとりに育てられた娘が天国の父親に、母の着物を着て嫁入りすることを報告する歌の最後は涙を誘う。

 「父を5歳で亡くしている」という木下自身とも重なってくる詞は高畠じゅん子が書いて、小田純平が作曲した。小田は曲中のコーラスでも登場している。
 この日はこれを歌うとともに、カバー曲コーナーでは小林幸子の「母ひとり」も歌って、木下は83歳になる自分の母親を思い遣った。

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7月4日に新曲「おはじき」をリリースする

 観客からのリクエストコーナーでは、加納ひろし(徳間ジャパンコミュニケーションズ)が歌ったムード歌謡「留萌のママ」(1988年、作詞・荒木とよひさ、作曲・三木たかし)を木下が歌ってみせた。
 このコーナーは、ライブに参加した人が木下に歌って欲しい曲をリクエストして、それに彼女が応えるというもの。毎回、あまり知られていない作品へのリクエストが多く寄せられており、聴く人を楽しませている。

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毎回、ギターの独奏を楽しませてくれる井上善日居

 次回のChu-Chu-Liveは7月27日午後7時30分から、大阪・千日前のカラオケ夢想歌で開かれる。


[木下結子 オフィシャルサイト]
http://nora-yuiko.jugem.jp/
[木下結子 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/kinoshita/whats.html







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