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藤あや子・姿月あさと・浅香唯・三倉茉奈で「花盛り四人姉妹~吉野まほろば物語~」再々上演 新歌舞伎座開場65周年記念公演 [舞台公演]

新歌舞伎座開場65周年を記念した「花盛り四人姉妹~吉野まほろば物語~」が大阪・上六の新歌舞伎座で上演されている。奈良・吉野の、とある老舗旅館を舞台に4人姉妹が繰り広げる物語で、2018年以来の再々上演。前回同様に長女・秋乃は藤あや子が、四女・あやめは三倉茉奈が演じている。新たに次女・ふじ子には元宝塚歌劇団宙組初代トップスターの姿月(しづき)あさと、三女・梅子は3代目スケバン刑事などで知られる元アイドル女優で歌手の浅香唯が起用されている。17日まで。

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写真・花盛り四人姉妹~吉野まほろば物語~


 花盛り四人姉妹~吉野まほろば物語~は、14年に歌手の大月みやこ、香西かおり、神野美伽、田川寿美の4人で初演された。18年には藤あや子、石野真子、藤原紀香、三倉茉奈といった顔ぶれで上演されている。

 創業が明治時代という旅館を次女のふじ子が継いでいる。その実家で見つかった骨董品のお宝鑑定を巡って、カメラマンの夫を持つ長女、夫と旅行代理店を営む三女、それに四女らが里帰りしてくる。     
 寡婦で実家の旅館を継ぎ、薄いピンクの花を咲かせる霞桜を増やす夢を持つ次女を交えて話は意外な方向に展開する。

 そこに降って湧いたように4人それぞれの家庭騒動が巻き起こる。
 在阪の女優で歌手の吉野悦世(松竹)が山形弁の旅行客として出演している。

■楽しい毎日

 三倉と浅香は「緊張の毎日ですが、魅力的な人たちと一緒に演じられて、有り難く嬉しい毎日です」といい、姿月は「大阪出身でもあり、大阪弁でノビノビと楽しんで演じています」と笑顔を見せていた。
 浅香がその美しさに見惚れていますーーという藤は「新メンバーを交えて毎日楽しく過ごしています」と、長女役として落ち着いたところを見せていた。

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写真・花盛り四人姉妹~吉野まほろば物語~

■4人がオリジナル曲などを歌うフィナーレ

 グランドフィナーレでは4人が3曲づつ、オリジナル曲などを歌う。
 三倉茉奈は出演したテレビの朝ドラ「だんだん」で、妹の三倉佳奈と一緒に歌った「赤いスイートピー」などを歌うと、浅香唯はオリジナル曲「セシル」などを披露。
 姿月あさともジャスナンバーやオリジナル曲「夜明け」などを聴かせた。
 藤あや子は代表曲の「むらさき雨情」「雪 深深」と、去年12月に出したカバーアルバムの中から「見上げてごらん夜の星を」を歌った。

 ラストは衣装を4人が衣装を着物姿に戻して、舞台背景の吉野桜をバックにして「川の流れのように」を合唱した。


[新歌舞伎座 花盛り四人姉妹~吉野まほろば物語~]
https://www.shinkabukiza.co.jp/perf_info/20240303.html








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